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【エクセル】エクセル関数は3種類しかない
おはようございます。こんにちは。いたをです。
先日2回にわたってエクセルの「条件付き書式」を使用し、カレンダーの月日に色を付ける・・・というテクニックをご紹介しました。
少々難しかったでしょうか。
うーん、あんまり伸びてない(笑)。
まぁ、関数の組み合わせが出てくると途端に難しく感じる方多いんでしょうね。
わかります。
(ですので)今日はエクセルを学び始めたくらい、これから四則演算や関数を勉強しようとする方が、肩に乗っかったネガティブなイメージを払拭できるような記事を書いてみたいと思います。
1.エクセルの関数、あなたが使うのは何種類?
エクセルに搭載されている関数の数は約480。巷の解説書などにはこのような分類がされていたりします。
✔ 数学/三角関数
✔ 日付/時刻関数
✔ 統計関数
✔ 文字列操作関数
✔ 論理関数
✔ 検索/行列関数
✔ Web関数
✔ データベース関数
✔ 財務関数
✔ エンジニアリング関数
✔ 情報関数
✔ キューブ関数
初心者にとってはのっけから高い高い壁(進撃の巨人か?)です。
ご心配なく。480個の関数を全部覚えなくちゃいけないって、誰が言いましたか!って話です。
使うのはせいぜい10個、20個くらいでしょう。
実務で使うのはたかが知れています。
2.エクセル関数の種類は大きくわけて3種類しかない
エクセル関数の種類は大きくわけて3種類しかありません。
① 値を(計算した結果を)返す関数
(例)SUM、MAX、AVERAGE
② セルを参照(指し示す)関数
(例)VLOOKUP、INDEX
③ ①、②以外の関数(計算を制御する)
(例)IF、ISERROR
先ほどのリストと比べてもスッキリしましたね。こんなざっくりとした覚え方でいいんです。
ほぼ400個近くの関数は①に分類されます。
②のセルを参照(指し示す)関数は10個ほどです。
さきほども書きましたが、通常の実務場面で使うのは10個、20個くらいだと思います。
皆さん分厚い解説書に惑わされてはいけません。
最初から恐れていても上達はありません。エクセルは(パソコンは)車の運転と同じで技能ですから、しっかりと仕事で頻出する関数を使いながら覚えていきましょうね。使いながら覚えていきましょう。
3.(実務の)関数は組み合わせて使うものと心得るべし
解説書にはよく、数式バーの左隣にある「fx」のマークから「関数の挿入ダイアログボックス」を表示させて・・・って、紹介が書かれていたりします。
間違いではありません。繰り返します。間違いではありません。
でも!、実務の場面ではNGです。
なぜなら、「関数の挿入ダイアログボックス」では基本1つの関数しか入力できないから。
関数は組み合わせて使うものです(先日の記事でも3つの関数を組み合わせましたよね)と心得ましょう。
▲ 上の例では「MATCH関数」「ISERROR関数」「NOT関数」のトリプルコンボで祝祭日のセルに色を付ける条件式を組み立ててみましたね。
▲ 関数は手書きで入力!で覚えよう。
今どきのエクセルはちゃんとあなたをフォローしてくれる。
この関数はこんな事ができるんだ! あの関数はあんな事ができるんだ! それなら2つを組み合わせて・・・と想像できる"チカラ"が実務エクセルでは大切です。
それがひいては作業効率化につながってくるのです。
4.引数も2種類しかない
関数の考え方もシンプルにとらえることが出来ます。
関数は上の図のように書き表しますが、この引数に関しても、2種類しかありません。
① 値
数値、文字列、論理値(TRUE、FALSE)
② セル
単一のセル、セル範囲(ここからここまで)
たったこれだけです。
▲ ちゃんと引数もフォローしてくれている。
さいごに
今日はできるだけ易しく書いたつもりでしたが、少しむずかしい言葉もあったかもしれません。
いまは図書館や書店で解説書を探さなくても、ネットで簡単に検索できる時代です。だからこそ、シンプルに難しく考えない。そこが大切だと思いますね。
また近いうちに「関数の組み合わせでこんな事もできるよ」という例をご紹介しようと思います。
それではまた。
さいごまで読んでいただき、まことにありがとうございました。 もし面白い記事だったなぁと思っていただけたら、是非!ぜひ「スキ」や「シェア」をお願いします。 戴いたサポートは、皆様の応援に使わせていただき、時々モチベーションUPのためのビール代に使わせてくださいまし。