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105 イオン経済圏のアプリ改革

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
スーパーアプリがまた一つ誕生するようです。

イオンが全サービス一括アプリ 小売りや金融、9月から
2021年8月27日 日本経済新聞

〇〇経済圏と言えば楽天、メルカリ、LINEといったネット企業が先行しているイメージが強いかと思いますが、オフラインではイオンが圧倒的かもしれません。

これまでグループ企業がそれぞれアプリを提供していましたが、それらをひとまとめにし、ポイントシステム等も一本化するようです。また、「イオンペイ」なる新サービスも併せて開始するようで、こちらも今回の一括アプリ内に盛り込まれるとのこと。

イオンペイはグループ企業が発行するクレジットカードを登録することにより利用可能で、決済の仕組みはQRコードの読み取りによるものだそう。
いわゆるコード決済ですね。

どの記事を読んでも”グループ発行のクレジットカード”と記載されているので、新たに発行しないといけないのかな?と一瞬思いましたが、イオンフィナンシャルサービスが手掛けるカードとのことなので、おそらく既存のイオンカードを登録すれば利用可能だと思われます。

アプリ

金融を中心にアプリのUI改善や乱立しているアプリの管理を求める声が高まっていますが、事業を多角化している企業においても、アプリ一括管理が求められるようですね。

本来手軽に情報を送受信したり、手軽に手続きができたりと、物事をオンラインで簡易的に処理できるのがアプリの良いところであったと思いますが、機能が細分化されたアプリが乱立してむしろ複雑化している状況に不満を募らせるユーザーが増えているようです。

「1つのアプリで完結する」は、金融に限らず今後キーワードになりそうです。


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