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Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
金融業界ではアプリ改善に関するニュースがここ最近増えていますね。
世界的な金融アプリのインストール数増加に加え、法改正により金融のECモールとも言えるアプリが年内に誕生するため、当然と言えば当然の流れかもしれません。

しかし、他の業界においても同様に改善が求められることが予想されます。

経済産業省が毎年行っている「電子商取引に関する市場調査」にて、各分野の市場規模及びEC化率の調査結果を載せているのですが、以下のような結果が出ておりました。

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物販系は市場規模及びEC化率が軒並み伸長していますね。
巣ごもりも2年目となり、家ナカでの活動を充実させようという方々増えた結果でしょうか。それを表すかのようにサービス系のEC市場規模は旅行、飲食、チケット販売が大幅に縮小しております。

少し気になるのはEC化率の伸長の差ですね。
②生活家電、AV機器、PC、周辺機器
③書籍、映像、音楽ソフト
⑥衣類、服装雑貨
これらは従来からAmazonや楽天等で購入する習慣がある人が多かった印象なので、EC化率も5~8%程度伸長していますが、それ以外は微増のようです。
個人的に①食品、飲料、酒類が昨対で0.42%しか増加していないことに衝撃でした(お茶やビールを箱買いして配送してもらうようになってから非常に楽になったので・・・)。

購買時間の短縮、家事の簡素化、そもそもの買い物の負担軽減を目的に、共働き世帯を中心にネットスーパーの新規登録者数が一時期飛躍的に伸びたようですが、使わなくなってしまう方々が結構多いようです。

生鮮食品をECで購入するのに抵抗がある方はまだまだいらっしゃるようですが、それ以外を購入する場合や、まとめ買いする場合は正直宅配の方が楽ですよね。

最近は運動不足を気にして生活習慣病予防、免疫力向上、ダイエットといったニーズも増え、健康食品を合わせて購入される方も増加傾向とのことですが、健康食品やサプリとなると家電同様に無数に種類があるのでECの方がむしろ向いている領域ではないでしょうか。

鮮度や配送時間以外にネットスーパーを使わなくなる理由というのが何なのか。気になるところです。

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