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Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
またも巨人が日本にやってきます。

米決済ペイパル、後払い新興のペイディを買収 3000億円

米決済大手、日本に本格参入 ペイパルの実力は?

2021年9月8日 日本経済新聞

日経が同日に2本書くと割とインパクト大きいですね。
言わずと知れた決済大手のペイパルが何故今日本進出をするのか気になるところですが、ざっと調べたところ、以前送金アプリのpring(プリン)を買収したGoogleの参入理由と結構似ていました。

上記の記事でも触れていますが、2018年時点で日本のキャッシュレス決済比率は24.1%に留まっており、参入余地が十分にあったことから、Google Pay普及に向け日本での金融事業拡大を図ったものです。

対するペイパルは国内EC決済及び越境EC決済に強みを持っているため、EC市場規模が大きいエリアでのシェア獲得を狙うのが普通かと思いますが、日本はなんとEC市場規模が世界4位のようで、「キャッシュレス化が進んだらもっと伸びるじゃん!」ということで参入した模様です。

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1ドル=109円で計算しているらしいので、巣ごもり前の2019年時点で日本は12.5兆円程の市場規模ってことですね。ちなみに旅行・チケットを含めたBtoC-EC全体では19.4兆円とのことでした。すさまじいですね。

日本における物販のEC化率は今軒並み伸長しているところなので、「今がベストなタイミングだ」とGoogleもペイパルも判断したのでしょうか。

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アップルのApple Cardはいつ日本に上陸するか定かでないですが、これを機に他の海外企業もどんどん参入してくる予感です。

決済アプリ市場、大混戦です。

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