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98 お金の使い道変わりましたよね

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
「ここ数年でお金の使い道がだいぶ変わったな~」という方は多いのではないでしょうか。

私は飲みに行く回数が激減し、食事はほぼ自宅でとる生活になりましたので、スーパーで買う食材の量が格段に増え、それに伴い自転車も購入してしまいました。

家にいる時間が増えると水回りの汚れやフローリングに落ちてる埃なんかもすごく気になるので、掃除用品を購入する頻度もすごく増えた気がします。
特に掃除用ウェットシートを大量に消耗してしまうので、100均で売っているのを発見した時は歓喜しました。

生活様式の変化で購入するものが変わったというのは聞き慣れた話かと思いますが、実際どれぐらい変わったのか個人的に気になるところがありましたので、総務省のデータを参考に少し調べてみました。(個人的に年間支出額だとイメージしづらいので月間支出額で比べてみました)

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※総務省統計局 家計調査報告 を参考に作成。
 実際の資料は品目が大~小分類までかなり細かく分かれており、
 数にして約700品目程あったため、大幅にカットしております。

パッと見た限りアパレル、娯楽及び交通・通信の下げ幅が目立ちますね。
生活者の外出頻度が少なくなることにより直接影響を受ける業態ですので想像はできましたが、数字にすると「こんなにか」と思えました。

他の品目はそこまで数字の変化がなく違和感がありましたが、
総務省統計局が毎月出してくれている「消費行動に大きな影響が見られた主な品目など」というのを見ると概ね納得でした。

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(画像:総務省統計局 家計調査 追加参考図表より抜粋)

21年と19年の比較ですが、細かい品目ごとに見ると増減率はすごいことになっていますね。
参照してみたところ食料(食事代及び飲酒代を除く)や保健医療といった品目は、20年より支出額がさらに増えておりました。

カメレオン7

ワクチン接種が進めば、落ち込んでいる品目の回復も見込まれますが、
交通・通信の「ガソリン」は、EV化に伴い需要が薄れていくので、ここからさらに減少していくかもしれません。

映画・演劇等に関しても動画配信サービスが世間一般に普及したことと、音楽、お笑い等のシーンでライブ配信による集客が広まっている現状を踏まえると、リアル店舗にいくメリットを見い出せない限りこのまま減少することが予想されます。

「代替するもの」が異常な速度で増えたこの1年半。
世間が落ち着けば客足も戻ると楽観視できる状況ではないかもしれません。
今の時世にあった勝ち筋を見つけて自ら変化していくことが望まれるのではないでしょうか。

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