大企業には大企業のやりかたがある

オンラインワークショップのやり方を着々と探求する日々でありますが、マイクロソフトのTeamsをはじめ、O-365がどんどん新しいシステムを開発している動きを感じます。ちょっと前まではなんとなく、古いシステムにしがみついて、とにかく権利商売くさい仕事ばっかりなんちゃうのかなと思っていたのですが、どうもものすごいスピードで変化しているように感じます。

いま世の中にあるちょろちょろとテレワークやらオンラインで仕事づくりやら、なんやらかんやらを無料でやれそうにしているベンチャー企業が一生懸命に開発してきたものを、軒並みオマージュしていくような、自社でイノベーションは起こしはしないけれど、世の中に起こったイノベーションは全て網羅してやるんだい、という気概を感じています。


個別の仕組みは、それぞれの会社がそれぞれでやっているので、ユーザーのリテラシーが高ければ、一生懸命に組み合わせて無料でやれちゃうようなことを、まとめて全部出来るように提供するし、サポートもちゃんとするからやっぱりウチに任せときなはれ、というサポート力というか、なんせ困ったら言うておいでや、という安心感をウリにしているのかなあと思えました。

それがこれまでは、なんというか、壊れたときはなんとかします、だったり資本力があるから、小さい会社みたいにいきなりサポートしなくなるなんてことはありませんよーみたいな、これまでの実績と取引先の実数と資本力があるから安心なんすわ、っていう力技から、「世の中にあるもの、全部網羅してる、トータルサポートするから安心なんすわ」っていう力技へと、結局は力技のバリエーションが増えたんかなーっていう感じがしました。


しかし、やっぱりそういう仕組みをつくってあるものをみると、フォーマットがよくできているところが素晴らしいなと思いました。フォーマットが素晴らしいということは、自分で最初から模索しなきゃいけない手間が省かれていて、そんなにクリエイティブじゃないけど、大多数がそれなりの使い方をそれなりに少ない労力で始められ、普及されていくことが考えられていることが素晴らしいなと思ったのでした。

いま自分がそういうのを必死で模索しているところで、フォーマットが用意をされているのを見ると、いやほんとすげー便利じゃないですかコレーって感動したのでした。こういうのを見せつけられちゃうと、やっぱり大企業が大企業がである理由というのをまじまじと感じちゃう気がするのでした。


ひょんなことから「誰もが使えるようにする」って、めっちゃ大事なんだねって思いました。これを機に反省し、再現性を担保するということや、多くの人が便利に使える仕組みづくりについてしっかりと学ぼうと思います。

そうは言っても、やはり世の中には知恵と労力を持ってお安くなんとか出来る仕組みがあることは間違いないので、そのあたりを知恵と労力を用いて適切に使い倒したいという人たちを相手に、いかに便利なものを提供するかってことを追求して、小さく確実に取り組めることを支援していきたいです。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。