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戦術的ピリオダイゼーションをトレーニングにどのように落とし込むか【加藤到の解釈】


こんにちは。到です。


今回は、戦術的ピリオダイゼーションについて説いてみようと思います。


戦術的ピリオダイゼーションという言葉は以前よりよく使われる言葉であるが、私は正直あまり意味をよく理解していませんでした。


おそらくサッカー指導者であれば一度は聞いたことがあるサッカー哲学・指導理論ではないでしょうか?


この理論に関する頻出フレーズとして


「ピアニストはピアノを上手くなるために、ピアノの周りを走ったりしない」

「サッカーはサッカーをすることでしか上手くならない」
といったものではないでしょうか?


なんとなく核心をついていると思いますが、理解できそうで理解できないフレーズではあります。

またより複雑なのが、

「サッカーはカオスでありフラクタルである」

とも定義されていますね。この文章を読んだときは、正直私の頭の中が「カオス(混沌)」になりました(笑)

そこでまず、言葉を「戦術的」と「ピリオダイゼーション」に分けて考えようと思います。



「戦術的」とはどのような意味か?

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