90☆ドイツ人はやっぱり規則に厳格だった
ぼんじょーるの!
久しぶりに朝からきれいに晴れた火曜日。
というわけで久しぶりに湖までジョギング&ウォーキング……ずっと走るなんてまだまだムリです(汗。
昨日のランチは友だちが来たのだけどその話が面白かったのでシェアします。
北国の人は時間に正確?
彼女とはブラッチャーノに来てすぐぐらいに知り合いました。
人に勧められて通い始めたワインのソムリエコースに彼女も参加してたのです。
でもって、開始時間より前に来てる数少ない参加者のひとりだったので自然とよく話すようになり、仲良くなっていったのです。
そう、彼女はドイツ人。
やっぱり時間を守ります。
開始時間より前に着いていたいらしい(笑。
ある日、ワイン仲間でちょっと遠くのカンティーナ(ワイナリー)へ行こうということになりまして、待ち合わせ時間を過ぎても来ない人続出。
もちろんイタリア人たちですけど、しびれを切らした私たちがその場にいたイタリア女子(今では仲良し)に「イタリア人は遅刻するのになぜあなたは遅刻しないの?」って聞いたら、彼女、トリノ出身だったんですよね。
彼女曰く、ミラノの人も遅刻しないらしい。
南へ行くほど時間にルーズになって、この辺りの人は待ち合わせ時間に家を出て、シチリアの人は待ち合わせ時間を15分過ぎて家を出ると言ってました(爆。
規則に厳しいドイツ人
昨日のランチタイム、そのドイツ人の友だちが来て、お互い週末に何をしてたか報告しました。
で、彼女は別の街に住む友だちから夕食に招かれたので出かけて行ったそうです。
ラツィオ州はオレンジゾーンなので、居住区から出られないルールなんですけどね。
だから行くことができないと友だちに言ったら、なんとその日はカラビニエーリ(警察官)の友だちも来るから大丈夫だと言われたらしい。
で、夕食会に行ったらそのカラビニエーリが来ていて、「今は居住区から出ても大丈夫だよ、もし何か困ったことがあったら連絡するように」と。
彼女、ものすごく怒っててねぇ。
市民の安全を守るべくコロナルールを守らせないといけない立場なのにって。
私ならラッキーって思うけど(笑。
お国柄を表す小話で沈没船のエピソードがあるじゃないですか。
沈む船から何とか乗客を出さなきゃいけない、でもみんな怖がって救助ボートに移らない。
その時、何て言えば各国から来た乗客をうまく誘導できるか、という。
アメリカ人 ボートに乗ればヒーローになれます
イタリア人 ボートには美女が乗っています
日本人 みんなボートに乗っています
ドイツ人 規則ですからボートに乗ってください
ほんと、ドイツ人は規則を守る国民性みたいです。
さて、彼女がお土産に持ってきてくれた小さなクロスタータ。
実は昨日は朝からこれが食べたくて、友だちに買ってきてと頼もうと思ってたのだけど、頼まなかったの。
そしたら、買ってきたんですよー!
すごい以心伝心。
実は朝からずっと食べたいと思ってたと言ったら、彼女も喜んでました。
私が甘いものを好まないことを知ってるから、ふだんはスイーツなんて持ってこないのです。
でも、この日は何となくスイーツを持っていこうと思ったそうで、私がクロスタータは食べることを覚えてて買ってきてくれたのでした。
クロスタータに合わせるコーヒーはエスプレッソとふつうの、どっちがいいか聞いたらもちろんスタバと答えまして(爆。
うちにスタバがあるの、知ってますから。
ドイツ人にとってコーヒーはやっぱりエスプレッソじゃないらしい。
では皆さま、善き夕べを、Buona serataぼぉな・せらーた♡
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