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234☆ピッツァを食べに山の上の小さな村へ

ぼんじょーるの!
先ほどシャワーのようにやわらかな雨が降ったけど今はもう晴れてる土曜の朝です。
今朝も涼しい。

今週はホントに涼しかったなぁ。
日中の太陽の下にいると暑いけど、家の中にいる分にはむちゃくちゃ涼しい。
いつまでも残暑がつづく日本の夏とは違います。

さて、今週始めのこと、トルファのピッツァを食べる夕べをしよう!と、友だちがグループチャットに書き込みまして。
そこにはすごーく美味しい、彼女的にはこの世でもっとも美味しいピッツァ屋さんがあって、もはやユネスコ文化遺産に登録すべきレヴェルだと。
すでに登録済みのナポリのピッツァなんて比じゃないと。

すっごいそそられませんか?
もちろん参加すると返事をしました。

コロナで三密を避けるイタリアの戦略

最初はテイクアウトして食べようと言ってたのですけど、それは店内が小さいから。
テーブル間は1メートル以上離す、1テーブル4人まで、飲食時以外は店内マスク必須などなど、コロナで店内飲食のルールも厳しく規制されてますけど、やっぱりちょっと気が引ける私たちです。

こういう人たちは、たとえイタリア人でもコロナ感染リスクが低いのだと思います。

そんなわけで最初はテイクアウトして友人宅で食べるつもりだったのですけど、今年から道路にテーブル席を作ったというので、じゃ、みんなで食べに行こう!ということになりました。

トルファブラッチャーノからクルマで4、50分の場所に位置するとても小さな村です。

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ちょうど夕日が沈む時間、5人で1台のクルマに同乗して向かいました。
イエローゾーンだと同居してない人5人乗車はNGだけど、ホワイトゾーンだとOKらしい。
法律がコロコロ変わるので付いて行けてませんでした。

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黒く浮かび上がるとんがった山のシルエット、そこがトルファです。
イタリアのスローシティに登録されてるんですよ。
頂上には砦と教会があって、1度上ったけどむちゃくちゃ大変でした。
でもそこからの眺めはサイコー!

トルファに到着


お目当てのピッツァ屋さんだけでなく、バールやジェラート屋さん、レストランなど、飲食を伴う店舗は、コロナによる規制緩和でこんなふうに道路にテーブルを並べることを許されてます。

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三密を避けるためになるべく外で飲食をさせようと規制緩和されたのですけど、これ、すごく良いです。
駐車スペースは減ってしまうけど町に活気が出て良い、というのが私の周りの人たちの意見。

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これはピッツァ屋さんのわき道から見えた風景なのですけど、ホントに頂上まで登らずとも、どこからでもこの絶景を見られるというステキなところ。

この辺りでは昔から馬文化が盛んです。
この日も散歩してる人がいました。

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ペット感覚で馬を飼っている人がけっこういます。

山の町なので目抜き通り以外はすべてこんなふうな坂道。

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馬だとこういう坂道もラクラク行けるからいいのでしょうね。

買い物袋やミネラルウォーターを積んで馬で行く人を見たこともあります。
実はブラッチャーノで見たのですけど、それを見たとき、車を買うより馬を飼いたいなぁと思いました!

目抜き通りから町の中心広場へ。

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水曜の夜だったのですけど、けっこうな人出。
ブラッチャーノよりぜんぜん賑わってます。

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トルファの村役場。
町でいちばん立派な建物かな。

1860年代にローマの外港があるチヴィタヴェッキア教区の神学校として建設されたけどその目的で使われることはなく、フランス軍の兵舎として使用されていました。
ステキな庭園も併設されているそうで、それはフランス軍将校の残したものだそうです。

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こちらは皮革専門店。
昔から馬関係の産業が盛んなトルファ。
鞍やブーツ、カバンなど馬グッズのために皮革産業が発展したそうです。

ものすごくカラフルで織物みたいに見えるけど、皮なんですって。
時間が遅くて閉まっていたのが残念です。

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ベルトやカバンの肩ひももカラフル。

町を散策して、いよいよユネスコ登録すべきピッツァをいただきますけど長くなったので明日につづく。。。

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