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153☆クープについての考察

ぼんじょーるの!
きれいに晴れてさわやかな火曜の朝です。

今朝は5時過ぎにふと目が覚めたのでそのまま起床しました。
夜明け前でしたけど、もう小鳥がちゅんちゅん鳴いていて、あと1週間で夏至というのもうなずける明るさ。

窓を開けたら夜のうちに空気に溶け込んだようなジャスミンの香りが風に乗ってふわぁと室内に入ってきました。
なんてステキなの!
この空気を味わうために明日も早起きしようかな。

せっかく早起きしたので冷蔵庫にしまってある生地でパンを焼くことに。
初めてのストウブカンパーニュでクープがきれいに出なかったので、あれからずっとクープについて考えてました。
一応、自分のなかで結果が出たので、それを試す!

失敗から学ぶタイプです

思いついたらすぐやりたい、下調べしてから実行に移すとか、すごく苦手です。

イタリアにいるとあちこちに素晴らしい名所旧跡があるのですけど、そういうところへもまず行ってみて、興味のわいたところを帰ってきてから探求する感じ。
なので、あぁ、あの写真撮っておけばよかった!あの裏にこんなのもあったのね!みたいなことが往々にしてある、イヤ、100%そんなことばかりです。

今回のカンパーニュもクープに失敗してからずっとクープのことを調べてました。
専用のカミソリみたいなのがあるんですねぇ。

でもって、2次発酵のときカゴに入れて模様をつけるのね。
これも全く知りませんでした(汗。

アマゾンでググったらカンパーニュパンセットみたいのがありました!

でもまぁ、届くのを待ってられないので家であるものでとりあえずやってみる。

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うっすらと模様がついてるの、分かりますか?
日本から持ってきた竹のザルに小麦粉をはたいて、それに乗せて2次発酵させました。

クープはカッターナイフで入れてみた!
ザックリ思いっきり深く十字に切れ目を入れてみました……前回表面だけにしか切れ目を入れずに失敗したので。

クープを入れるとパンの表面が割れてふくらみやすくなると同時に、そこから適度に水分が抜けて焼き上がりも良くなるそうです。
ふくらむということは、それだけ気泡もできやすくなるということで、そうすると軽い食感のパンになるんじゃないかなぁ。

クープはいかに?!

さて、前回同様、まずは蓋をしてMAXで25分焼いてみます。
蓋をしてるから、中がどうなっているのかまったく分かりません。

あと、今回冷蔵庫で50時間の長期発酵をさせたことになります。
この辺りもパンの出来具合い、クープの出方に左右すると思うのですよね。

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おぉおおお!!!!
クープがパッカーンときれいに割れています!

日本の100均で買ったザル模様も、そうとは思えぬ美しいストライプです。
蓋を取って、230度で15分、再びオーブンの中へ。

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きれいに焼けました!

自分的には完ぺきです。
下調べの成果が出ました……ちゃんとした人は最初からきっときれいなクープが出せているに違いありませんけど、失敗してからの成功のほうが喜びも倍増!

下のほう、パンの周囲がボコボコしてるのはオーブンペーパーのせいです。
次回はストウブに直接入れて焼いてみようかな。

粗熱が取れるまで待って半分に切ってみました。

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??????
なんか、クープの真下に気泡と言うより大きすぎる穴が(汗。

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この部分だけなので、たぶんクープを深く入れすぎるとこうなっちゃうんですね。
ナイフを入れるときは均等な深さも心掛けないといけないらしい。

クープ効果か50時間発酵効果か、今回は全体的に適度な気泡ができていい感じに焼き上がってます。

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上が1回目、下が2回目ですけど、やっぱり気泡の入り方がぜんぜん違いますね。
まだ16時間断食中なので味見はしてないのですけど、きっと美味しいはず!

次回への課題もできたので、今度の日曜日もパン焼き決定だな。


それでは皆さま、ステキな夕べを Buona serata ぼぉな・せらーた♡


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