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noteを始めた理由

どうも、石山です。

今日は12月31日。2019年最後の日でしたね。普通ならば、こういう日は2019年の振り返りをするのでしょうけど、忘年会を2,3回開いたせいかもう綺麗さっぱり忘れてしまいました。

…冗談です。2019年の振り返りは2020年に入ってからやりたいと思います。12月31日のタイムラインで流れてくるのが2019年の振り返りのnoteばかりというのもね…という完全天邪鬼精神です。

本日は"noteを始めた理由"に関して書きたいと思います。

実は、このnoteで20本目になります。最初に書いたnoteをアップした日が2019年12月9日なので、ほぼほぼ毎日続いているといってもいいでしょう。これは自分の中では結構珍しいことなのです。ブログとかやっても3日とかしか書かない典型的な三日坊主野郎だったので。おそらく、ある程度の文章を定期的に書くのが続くのは中学生くらいまでやっていたAmebaブログくらいですかね…。尚、匿名でやっていたので、見つかることはないでしょう笑。

さて、本題です。

noteを始めた理由、実は最初のnoteで書いてなくはないのです↓

このnoteでは、

"ノリ"

と書いています。それは、間違っていません。しかし、実は本当は"ノリ"だけではないです。

noteを始めた理由は、

1. "ものを書く"ということに慣れるため

2. 自分が思うことを表現したかった

3. 世の人に気象のことに興味を持ってもらいたい

の3点です。


まず、1番目。ものを書くのに慣れるということですが、なんで慣れる必要があるか。これは自分が普段やっている研究に関連します。

学部生/修士学生の時に思っていた研究者にとって大事なこととは、研究対象(自分の場合は気象)の知識を確実に知っていて、先行研究にも明るく、アイディアをバンバン出すことだと思っていました。

しかし、博士学生になってからは考えが変わりました。今現時点で思う研究者にとって知識や発想力以上に大事なこと、それは

論文を書く

この一点に尽きます。もちろん、先行研究に明るくて知識も豊富で発想力が豊かなのも大事なことだとは思いますが、それよりも論文を書くことの方が数十倍大事。

論文を書くことは研究者の評価そのものに直結します。内容も重要ですが、何本の論文を書いたかも重要です。分野によって論文の出すスピードが違うので一概に何本以上とは言えませんが、やはり多いのには越したことがない。そして、内容が伴っていれば申し分なし。

いくら知識が豊富で、発想力が豊かで、素晴らしい研究をしていても、論文を書いていなければ評価のしようがありません。もちろん、研究会や学会で発表すればそこでの評価をもらえますが、やはり最終的には論文なのかなと。

そして何が問題って、自分はあんまり文章を書くことを継続するのが苦手なのです。先ほどもブログを書くのは三日坊主だという話をしましたが、それでは困るわけで。というわけで、noteを利用して、話題はなんでもいいからとりあえず"書く"ということをしているわけです。

もちろん、現在進行形で論文も書いています。そっちに支障が出ない程度に、"The Show Must Go On"の精神で頑張ります。


そして、2番目。"自分が思うことを表現したかった"なのですが、これはそのままです。1番目の理由もあって何かを書くことにしたわけですが、しかしそれであったらnoteでなくても、自分の日記帳にでもMicrosoft Wordにでも書けばいいわけです。でもそうはしませんでした。

この一番の理由は、

人に文章を読んでもらいたい

という一心です。人に文章を読んでもらうということ自体がモチベーションになります。下手なコトは書けませんから、たとえ思いつきの話題でも、ある程度は構成というか話の流れを意識したり、足りない知識や曖昧な知識を勉強し直したりして、noteを書く必要があるわけです。

書く文章は自分の興味があること、それを文章という形で表現して、読者に伝えて自分との接点を持ってもらえたら。そう思っています。みなさんに自分が書いた文章を読んでもらえるだけで嬉しいですが、自分の知り合いにも"読んでるよ"と言ってもらえたあかつきには、とても嬉しいだろうな。ちなみにこのあいだ、そういうことが一回だけありました。嬉しかったです。そこから、色々な話に繋がったら面白いし楽しいだろうな。

そしてラスト3番目は、"世の人に気象のことに興味を持ってもらいたい"です。

博士課程のペーペーが何を、と思う方もいると思います。しかし、だからこそというのもあります。(卒業できるか否か問題は置いておいて)博士課程を卒業したら研究者になります。もちろん、一般企業の会社員や公務員になられる方もいるでしょうけど、少なくとも自分のいる分野の多くの人は研究員になります。その場合、所属機関によっては制約がつくかもと想像します。さらに、博士号という"箔"がついてしまうので、気楽に何かを発信するというのが学生に比べたらしづらくなるのかなと、今のところ想像しています。

"学生"という称号があるうちに、気楽にできることはやっておこう、つまり"気象"に関する話題を皆様にライトに届けよう。そういうモチベーションがあります。ちなみにですが、タイムチケットに"気象"を話題にしたものを出品していたりするわけですが、それも同様なモチベーションでとりあえず出しとけ精神で出したものです。(ちなみに、棲みわけとしてはこちらは文章、あちらは直接会話、という感じになっています。)


今まで書いた気象ネタは3本でしょうか。

先月末、新潟県十日町へ行く道中で逆転層が見られました

なんで天気のことは中学まででしか習わないのだろうか

北陸の雲を堪能しました@富山(解説有)

旅行先で実際に自分が見た現象の解説だったり、自分が抱いた疑問に関する自分なりの考察をnoteで記しました。

特に、新潟県や富山県で見られた具体的なものを利用して書けたのはよかったなと思っています。やはり、科目の勉強の話を聞くと嫌になる方もこういうとっかかりだったら聞いてもらえるのかなと思ったりしてます。富山のやつは、本当に雲見て写真をバシャバシャ撮りまくった後にそのままスタバに直行してガシガシ文章を書いていました。

2020年では、こういう現象に出会えたらその都度書けたらなと思いますが、それ以上に少し気象にまつわる話を具体的にしていけたらいいなと思います。実際に見ている天気予報はどういうふうにできているのか、そもそも低気圧や高気圧ってなんだっけ?とか、そういう話題に関しても取り扱いたいと思いますのでお楽しみに。


とまぁ、今まで理由などというごたくを並べてきたわけですが、

noteは結局ノリで始めました

です。散々書いてきて、いきなりの結論がこれかいって感じもしますが、結局はこれです。もちろん、今まで書いてきた3点はどれも重要です。そして、noteを続ける理由にもなっています。しかし、最後は結局のところ"とりあえずやってみよう精神"が大事という話です。なんとなくの理由が見えれば、見切り発車でやってみる。ダメなら速攻で撤退し、いけそうなら続ける。それでいいと思います。


それにしても、当初想定していたよりも色々な方に読んでいただけて、いいねもつけてもらえて嬉しいです。平均1つの記事当たり75人くらいの方に読んでもらえてるみたいです。これが多いのか少ないのか、正直よくわかりませんが、自分の中では多いです。当初の想定は一桁だったので…(当初の見積もりが低すぎたのか)。2020年には、"気象"をはじめとして、色々な方に情報を介してつながれたら嬉しいと思います。趣味の"旅行"や"将棋"に関する話題もアップします。noteを20本書いて、主な話題の軸が決まってきたような。

2019年、noteでは短い日数ですがお世話になりました。それでは、良いお年をお迎えください。2020年もよろしくお願いいたします。


石山尊浩


文中に出てきたタイムチケット


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