何も出来なかった、当たり前の1日。
何もしなかった1日。
何もできなかった1日。
朝起きて洗濯をして、前日の片付けをして、仕事をして。
食事を作って。
朝のコーヒーを入れ、ゆっくりと飲む時間を確保出来ないまま仕事に向かい、空いた時間で読もうと決めていた書籍には手がつけられず、
明日に持ち込まれる日々。
日常が当たり前になると、あれもこれもと手がつけられなかった欲張りな感情が、
もっとやるべきことがあったはずと、できない自分を探して不安のまま1日を終えそうになってしまうけど。
自分を褒めるのは、何か特別なことをした時だけじゃない、
きっと何気なく過ごした1日を気に留めてあげること。
こうして、なんでもなかった日を残すだけで、“何もしなかった日”ではなくなる気がする。
何もしなかった1日こそ、残そう。
自分への期待が大きくなりすぎる前に。
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