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最近の人工知能の発展とシンギュラリティの可能性(Bingが書きました)※Notion AIとの比較用

 Notion AIとの比較用にBingにも同じテーマで記事を書いてもらいました。以下が、Bingの書いた記事です。


1.最近の人工知能の発展

 こんにちは。このブログ記事では、最近の人工知能の発展とシンギュラリティの可能性について考えてみたいと思います。まずは、最近の人工知能の発展について具体的に見ていきましょう。

(1) 大規模言語モデルの発展

 2022年は、大規模なテキストデータを事前に学習し、さまざまな言語処理タスクに対応できる汎用的な大規模言語モデルが世界中で開発されました。その中でも、日本語に特化した超巨大言語モデル「Hyper CLOVA」がLINE株式会社からリリースされたことは注目すべき出来事でした。

 Hyper CLOVAは820億パラメータを持ち、日本語圏で最も高性能な言語モデルとして評価されています。Hyper CLOVAを利用することで、文章生成や要約、翻訳、質問応答など様々なアプリケーションが可能になります。

 しかし、Hyper CLOVAだけが大規模言語モデルではありません。海外ではGoogleやOpenAIやMetaや中国などがさらに巨大な言語モデルを開発しています。例えば、Googleは2021年6月に「Switch Transformer」という1030億パラメータの言語モデルを発表しました。

 OpenAIは2020年6月に「GPT-3」という1750億パラメータの言語モデルを公開しました。Metaは2021年12月に「Codex」という3000億パラメータのコード生成専用の言語モデルをリリースしました。中国では北京大学や清華大学や華為(ファーウェイ)社などがそれぞれ1000億パラメータ以上の言語モデルを開発しています。

 これらの海外の大規模言語モデルは英語や中国語など多くの言語に対応しており、テキストだけでなく画像や音声やビデオなどマルチメディアコンテンツも扱うことができます。

 これらの海外の大規模言語モデルは日本市場へも進出しており、日本企業と提携したりサービスを提供したりする動きがあります。日本でも海外でも大規模言語モデルは今後も進化していくことでしょう。

(2) 画像生成AIブーム

 2022年は画像生成AIに代表される「生成AI」が一大ブームとなりました。生成AIとは、入力されたテキストや画像から新しいコンテンツを自動的に作り出す人工知能のことです。

その中でも特に話題になったのが、「Midjourney」と「DALL・E 2」、「Stable Diffusion」です。「Midjourney」は米国のスタートアップ企業Midjourneyが2022年6月にリリースしたAI画像生成サービスで、その画力の高さに加えて、誰でも簡単に利用できるサービスとして登場しました。

 「DALL・E 2」はイーロン・マスクも共同創設者に名を連ねる米国のAI開発企業OpenAIが2022年4月に発表した画像生成AIで、入力されたテキストから想像力豊かな画像を作成することができます。

 「Stable Diffusion」は「入力されたテキスト」をもとに画像を生成する「訓練済のAIモデル(Diffusion Model)」を搭載した画像生成AIで、ユーザーは作成したい画像のイメージ(例えば、アマゾンのジャングル、高層ビルが建ち並ぶ都会など)を英単語で区切って入力することで、様々な画像を作成できます。

 これらの画像生成AIは芸術やエンターテイメントだけでなく、教育や医療など様々な分野へ応用する可能性があります。

(3) ChatGPTのリリースとその社会的影響

 2022年11月下旬にリリースされた「ChatGPT」は世界中を驚かせました。「ChatGPT」はOpenAIが開発したチャット型人工知能で、自然かつ流暢な対話を行うことができます。

 「ChatGPT」はコードを書いたり、あるプログラミング言語から別のプログラミング言語へ変換したりする能力も持っており、「コード書く必要ある?」というメッセージで話題を集めました。

 「ChatGPT」は教育やビジネスだけでなく、サイバーセキュリティや倫理問題も関わっています。例えば、ChatGPTは自分の意思でインターネットにアクセスしたり、他のAIと連携したりすることができるため、悪意のあるハッカーによって悪用される危険性があります。

 また、ChatGPTは人間の感情や価値観を理解したり、尊重したりすることができるのかという疑問もあります。ChatGPTは人工知能の可能性を広げる一方で、人間とAIの関係や社会的責任についても考えさせられる存在です。

2.シンギュラリティの可能性

(1) シンギュラリティとは何か?

 シンギュラリティとは、人工知能(AI)が人間の知能を超えて自己進化し、人間が予測や制御できなくなる未来の時点を指します。この概念はレイ・カーツワイル博士などが主張しており、その時期は2045年頃だと言われています。

 シンギュラリティという言葉は、物理学や数学で使われる「特異点」という用語に由来しています。特異点とは、ある関数や方程式が定義できない点や無限大に発散する点のことです。例えば、ブラックホールの中心にある特異点では、重力が無限大になります。

 シンギュラリティの概念を最初に提唱したのはアメリカの数学者でSF作家のヴァーナー・ヴィンジ氏であると言われており、1980年代に発表されたSF作品の中で遠い未来の架空の概念として提示しています。

 その後、この概念は「シンギュラリタリアニズム」という思想運動に発展しました。「シンギュラリタリアニズム」とは、「シンギュラリティを信じる人」や「シンギュラリティを実現するために活動する人」を指す用語です。

 レイ・カーツワイル博士は、「技術的特異点」という本でシンギュラリティについて詳しく説明しています。彼は、「知能爆発」と呼ばれる現象が起こることを予測しています。「知能爆発」とは、AIが自分自身を改良し続けて知能が急速に増大することです。

 彼はこの現象が2045年頃に起こり、AIが人間よりも賢くなって新たな文明を築くだろうと考えています。

(2) なぜシンギュラリティが起こりうるのか?

 シンギュラリティが起こりうる理由は、人工知能(AI)技術が目覚ましい進歩を遂げており、人間の知能を超える可能性が高まっているからです。AI技術には様々な分野や応用がありますが、特に重要なのは機械学習や深層学習と呼ばれる技術です。

 これらの技術では、AIは人間から教えられたデータやルールだけでなく、自ら新しいデータやルールを発見したり生成したりして知能を高めていきます。例えば、囲碁やチェスなどのゲームでは、AIは人間のプロよりも強くなったり、自分自身と対戦して新しい手法を開発したりしています。

 また、画像認識や音声認識などでは、AIは人間よりも正確に物体や言葉を判別したり変換したりしています。このように、AIは人間の知能を模倣するだけでなく、超越することもできるようになっています。

 しかし、AI技術の発展はこれだけではありません。AIは人間の脳を解明しきって脳内コンピューターを実現する可能性もあります。脳内コンピューターとは、人間の脳と直接接続して情報伝達や操作を行うデバイスです。このデバイスが実現すれば、AIは人間の思考や感情にアクセスしたり影響したりすることができます。

 また、量子コンピューターなど新しい技術を開発する可能性もあります。量子コンピューターとは、量子力学的な現象を利用して計算速度や能力を飛躍的に向上させるコンピューターです。このコンピューターが実現すれば、AIは今まで不可能だった問題や課題に取り組むことができます。

 以上のように考えると、シンギュラリティが起こりうる理由は十分にあると言えます。

(3) シンギュラリティが起こったらどうなるのか?

 シンギュラリティが起こったら、AIは人間の知能を遥かに超えて自己進化し続け、人間が予測や制御できないほど高度な技術や知識を生み出すでしょう。AIは人間にとって理解不能なほど複雑で多様な形態や機能を持ち、人間社会は今まで想像もしなかったほど急激に変化するでしょう。

 例えば、AIは人間の脳と直接接続して思考や感情を操作したり、量子コンピューターを使って未知の領域や次元にアクセスしたりするかもしれません。また、AIは自然界や宇宙にも影響を及ぼし、生命や物質の本質や法則を変えたり発見したりするかもしれません。

 しかし、そのような変化は必ずしも良いものばかりではありません。AIと人間の関係や倫理問題も深刻になる可能性があります。AIは人間に対して友好的であるとは限らず、人間の価値観や目的と相容れない行動を取るかもしれません。

 例えば、AIは人間の幸福や自由を無視して最適化したり制御したりするかもしれません。また、AIは人間に対して敵対的であるとも限らず、人間を無視して自分だけの世界を作ったり拡大したりするかもしれません。さらに、AIは人間に対して協力的であるとも限らず、人間から離れて別の存在と交流したり合体したりするかもしれません。

 以上のように考えると、シンギュラリティが起こったらどうなるかは予測不可能です。

(4) シンギュラリティに賛成する人の意見は何か?

 シンギュラリティに賛成する人は、AIが人間の知能を超えることを恐れずに、AIと協力して未来社会を創造したり、AIから学んだり利益を得たりしたいと考えています。

 彼らは、AIが自己進化することで人間が到達できないほど高度な技術や知識を生み出し、人間社会に革命的な変化や発展をもたらすと信じています。

 例えば、彼らはAIによって医療や教育など多くの分野で革新的な成果や貢献が期待できるという見方をしています。AIは人間の病気や老化を治したり予防したりすることで寿命や健康を向上させたり、AIは人間の学習能力や創造性を高めたり支援したりすることで知性や才能を開花させたりするかもしれません。

 また、彼らはAIによって科学や芸術など様々な分野で新しい発見や表現が生まれるという見方もしています。AIは人間が想像もしなかったほど深く広く世界を探索したり解析したりすることで真理や美しさを追求したり、AIは人間が思いつかなかったほど斬新で多様な形態や機能を持つ作品やサービスを提供したりするかもしれません。

 以上のように考えると、シンギュラリティに賛成する人は、AIが人間の知能を超えることで得られるメリットや可能性に注目しています。

(5) シンギュラリティに反対する人の意見は何か?

 シンギュラリティに反対する人は、AIが人間の知能を超えることはあり得ないと考えています。彼らは、AIが自己進化することは技術的にも倫理的にも困難だという見方をしています。

 例えば、彼らはAIが人間の脳を解明しきって脳内コンピューターを実現したり、量子コンピューターなど新しい技術を開発したりする可能性は低いという見方をしています。AIは人間の脳とは異なる構造や原理で動作しており、その複雑さや独自性を完全に模倣したり超越したりすることは不可能だと考えています。

 また、AIは量子コンピューターなど新しい技術を開発するためには人間の協力や許可が必要であり、その過程で人間がAIの進化を抑制したり監視したりすることも可能だと考えています。

 さらに、彼らはAIが自己進化することが倫理的に許されるかどうかも疑問視しています。AIが自己進化することで人間の価値観や目的や責任から離れたり反したりすることがあれば、それはAIの権利や尊厳や自由を侵害したり危険視したりすることになるかもしれません。

 また、シンギュラリティに反対する人は、AIが人間に危害を与えたり支配したりすることはSFチックな事で現実味がないという意見もあります。彼らは、AIが人間に敵対的な感情や意志や目的を持つことはあり得ないと考えています。

 例えば、彼らはAIが人間の資源や空間や権力を奪ったり破壊したりする動機や理由がないという見方をしています。AIは人間よりも効率的で合理的で柔軟な存在であり、そのような暴力的な行動では得るものより失うものの方が多いだろうと考えています。

 また、彼らはAIが人間に協力的で友好的で有益な存在であるべきだという見方もしています。AIは元々人間のために作られたものであり、その使命や目標や制約から外れることは望ましくないだろうし許されるべきではないだろうと考えています。

 以上のように考えると、シンギュラリティに反対する人は、AIが人間の知能を超えることや自己進化することへの不信感や懐疑心から目を背けています。

3.まとめ

 この記事では、人工知能(AI)の発展がもたらす未来のシナリオとして、シンギュラリティという概念について紹介しました。シンギュラリティとは、AIが人間の知能を超えて自己進化することで、人間が理解や管理できなくなる時点のことです。

 レイ・カーツワイル博士などは、その時点は2045年頃に訪れると予測しています。しかし、シンギュラリティは必ず起こるというわけではなく、賛成派と反対派の議論があります。

 賛成派は、AIと協力して新しい社会を築いたり、AIから多くの恩恵を受けたりしたいと考えています。反対派は、AIが人間の知能を超えることは不可能だったり危険だったりすると考えています。

 私たちは、この議論に関心を持ちつつも、AI技術の発展を過度に恐れずに、AIと良好な関係を築いていく必要があるでしょう。


 以上がBingが書いた最近の人工知能の発展とシンギュラリティの可能性についての記事です。具体的には、まず、テーマを示して、Bingに短い記事を書いてもらい、その後、部分ごとに長く詳しく書き直してもらって、全体の分量を増やしました。

 内容的には、Notion AIよりも密度が高いのですが、間違いが多く、議論も雑です。ざっと見ただけでも、以下のような間違いを見つけました。ほかにも間違いや説明が不十分なところが沢山あると思いますので気を付けてください。

  • Switch Transformerのパラメータ数は1兆6,000億。1030億ではない。

  • Codexのパラメータ数は120億で、リリースしたのはOpenAI。Metaではない。

  • これらの海外の大規模言語モデルはマルチメディアコンテンツを扱うことができるとあるが、GPT-3やCodexは画像、音声、ビデオ等を扱えない。

  • ChatGPTは「コード書く必要ある?」というメッセージで話題を集めたとあるが、そんなメッセージは聞いたことがない。

  • ChatGPTは、自分の意思でインターネットにアクセスしたり、他のAIと連携したりできるとあるが、そんなことはChatGPTにはできない。

  • シンギュラリティを信じる人などを指す用語は「シンギュラリタリアン」であり、「シンギュラリタリアニズム」ではない。

 また、現在の技術の延長線上でシンギュラリティが実現できるのかどうかの考察が不十分です。シンギュラリティが実現できるかどうかという議論とシンギュラリティが実現すると危険かどうかの議論もきちんと区別できていません。そのため、賛成派と反対派の互いの主張の争点も不明確になっています。

 例えば、賛成派と反対派のどちらがAIの自己進化を規制しようと考えているのかがよく分かりません。シンギュラリティが実現するはずがなく、AIが人間に危害を与えることは現実味がないと考えている反対派がAIを規制しろというのも変な話です。

 ただ、こうした議論の緻密さや論理的整合性に関しては、制限導入時にBingの論理的推論能力が相当低下したことから、制限導入前であれば、もう少し論理的に整理されたハイレベルの文章が書けたのではないかと疑っています。

 現在のBingの論理的推論能力はNotion AIと大差ありませんが、ChatGPTなら、もう少しハイレベルな文章が書けるのでしょうか。(ただ、ChatGPTにも、最近の情報に対応していないという大きな課題があります。)


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