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葬儀屋さんでのバイトの思い出と言葉

僕は、高校生まで広島県三原市で、生まれ育ちましたが、
高校生の頃、ご縁あって、遠い親戚の葬儀屋さんでアルバイトをしていたころがありました。
数年前の母の葬儀もその葬儀屋さんにお願いし、満足のいく葬儀を行っていただきました。

↓こちらです(サイトの作成をお手伝いしました。トップの写真は母の時のもので、このホームページにも使用しました。)

最近では、葬儀屋さんのホールで葬儀を行うことが多いようですが、
僕が高校生の頃(1990年前後)は、自宅に祭壇を飾り、
お通夜、そして翌日の葬儀を自宅で行う、というスタイルが多かったと思います。

僕たちがご遺体の横で祭壇の用意をする場面が多々あったわけですが、
その時に、お宅へ走ってきて、ご遺体の近くに駆け寄り、
涙ながらにご遺体へお声をかけてらっしゃる方が多くいらっしゃいました。
まだ高校生だった僕は、どんな顔をしたらよいかわからず、淡々と祭壇の用意をしていたと思います。

ある日、おそらく30代の女性がお亡くなりになっており、
その旦那様とお子様を残して他界されたご家庭がありました。
その子は3歳くらいで、泣いてはいませんでしたが、周りの親戚らしき方から、小さな子供にもわかるように説明をしているのを、なんとなく聞いている様子でした。

他にもいろんな場面がありましたが、
ある日、その遠い親戚の葬儀屋さんのおじちゃんが僕に言ってくれた言葉がありました。

「この仕事はのう、一番喜ばれる仕事なんじゃ。」
(多分、広島弁でこんな感じだったと思う)

その人が亡くなり、親戚をはじめ、周りの人たちに、
故人を思い出してもらう場(葬儀)を提供する、というか
色んな意味があると思いますが、そういう場を提供する葬儀社は
確かに喜ばれる仕事だな、と思いました。


そんな経験をした僕は、十数年前に「おくりびと」という映画を見たときに、
妻役の広末涼子さんが、「納棺士」で夫役の本木雅弘さんに
「触らないで!、汚らわしい!」と言ったシーンを見たとき、
イラッとしたことを覚えています。

そして今日、たまたまですが、
ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です
という韓国ドラマを Netflix で見始めて、思い出したので書いてみました。


「だれでも先生」というサイトで先日、動画を公開していただきました。15歳~24歳向けの無料動画サイトです。



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