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確定申告に使える!暗号資産・NFTの損益をスプレッドシートで作成しよう

2022年1月からブログ(現在閉鎖)に掲載していた記事を一から再構成し2万字超えのnoteとして公開することにしました。

無料なこともあって、おかげさまで1.5万以上のアクセスで問い合わせも殺到したことから有料化しました。(自身の時間を確保する大切さを知りました…)

すでに無料でスプレッドシートを手にして「ブログでお世話になった!」「応援してあげよう!」という優しい方はnoteを購入してくれるとうれしいです。

売り上げは起業するときの資金に使わせていただきます!なお、節目の部数ごとに値上げしていく予定なのでその辺も含めて購入をご検討ください。


■はじめに

さて、2024年はクリプト界隈に活気が戻りエアドロップ、ミームコイン、Ordinalsで収益を得た人が多いと思われうれしい限りです!ぼくもその波に乗らせてもらっています。日本ではFiNANCiE(フィナンシェ)とかもありますね。

ただ、心配なのはやっぱり「確定申告」ではないでしょうか。

ぼくは会社員なので…2021年にNFTでいきなり20万円以上の利益が出て翌年の確定申告でヒイヒイ言いながらなんとか乗り切りました。もうこんな思いはしたくない!と暗号資産・NFTに対応した「損益計算シート」をスプレッドシートで作成しました。

このシートは、コツコツと暗号資産・NFTの取引を一覧表に入力すれば最終的な損益を自動で計算してくれるものです。どのチェーンを使っていても、どのトークンでも、NFTの取引を複雑にしても入力してしまえば損益が出せることが強みです。(入力は膨大ですが…)

一回でも進められたら翌年の確定申告も怖くないし手入力も慣れるので安心です。

下のURLから参考に損益計算シートを見てください。有料版はすべて自動計算する式が入っているシートになります。(ちなみにWeb3に特化した税理士の方が見てくださり高評価をいただきました)

もし表を見てうんざりした方は、年支払いのクリプタクトのようなサービスを使ってください。ただ、そういうサービスも完全な機能はなくて限られたチェーンだったりNFTの計算が反映されず手動だったりするので注意が必要です。

であれば、それより安く手に入るこのシートを使ってぜんぶ自分で管理するのはいかがでしょう?

このnote記事があれば…

  • 複雑な計算方法の暗号資産・NFTの収益・損失が自動で計算できる

  • 税制の知識や課税対象も順序よくサクッとわかる

  • ステーキングなどDeFiの損益計算にも活用できる

  • 翌年度に繰り越す暗号資産・NFTの計算も簡単にできる

  • 確定申告が怖くなくなる

などなど手にするメリットがあります。

ここでこの有料noteのポイントを紹介します。

・スプレッドシート自動計算式入り
シートをダウンロードして自分専用のデータを作成できます。暗号資産・NFTの取引実例を見ることもできます
・シートの記入方法
暗号資産・NFTの取引一覧を完成させるため一つ一つていねいに記入方法を解説しています。たとえば、スワップやブリッジの扱いやNFT売買の記入など
・シートの使い方
取引一覧表を完成させた後に最終的な損益を出すための方法を解説。特殊な関数を使用した説明もあります
・シートの使い方について原則1回の質問権
グーグルフォーム経由で作成者いすむに質問できます
※税理士ではないため確定申告の手順や税金の解釈などはお答えできません。質問はあくまでシートの使い方ですのでご注意ください

ここからは有料noteを買う前の注意点です。

●もし、暗号資産・NFTの取引回数が「数千数万あってもうどうしようもない!」という人は手入力はかなり厳しいです。あきらめて税理士さんにお願いするのがいいと思います
●スプレッドシートの取引一覧は、グーグルのクラウドを利用しているので編集後の管理(バックアップ)などは自己責任でお願いします
●この記事は「個人向け」の損益計算方法を紹介しています。「法人」の方は税理士にご相談ください
●税理士ではないため暗号資産・NFTの税制について判断が微妙な細かい解釈には言及していません。国税庁から開示されている普遍的な情報のみ扱っています

これらを理解した上でnoteの有料記事をぜひともご購入ください。

目次を参考にどんな内容が書いてあるかを確認すると有料noteの中身がイメージできると思います。



■暗号資産(仮想通貨)・NFTの課税

はじめに、押さえておきたい知識の共有です。

暗号資産の収益は現在の税制でほぼ「雑所得」になります。

国税庁いわく・・・

暗号資産取引により生じた損益は、邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益と認められますので、原則として、雑所得(その他雑所得)に区分されます。

ただし、その年の暗号資産取引に係る収入金額が 300 万円を超える場合には、次の所得に区分されます。

・ 暗号資産取引に係る帳簿書類の保存がある場合・・・原則として、事業所得

・ 暗号資産取引に係る帳簿書類の保存がない場合・・・原則として、雑所得(業務に係る雑所得)

国税庁「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」

暗号資産で300万円の収入がポイントのようです。(FXとかやる人が対象になるかも?)

ほとんどの人が「雑所得」として計算していくと思います。20万円の収益があるかどうかが確定申告の有無の分かれ道なので覚えておきましょう。

さて、確定申告に向けて計算しなきゃいけない収益はざっくりと3つ。

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