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【社員のThird Place】100km超を徹夜で完走…!? トレイルランと仕事の関係

アイスタイル社員の“別の顔”を紹介するThird Placeシリーズ。第3回はアイスタイルトレーディング BD部 部長の寿賀本さんに、トレイルランの活動についてお話をお伺いしました。

Third Placeとは:自宅や学校、職場でもない、居心地の良いカフェ等の「第3の場所」のことです。アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが提唱しました。ストレス社会において、ゆったりとリラックスできる場所を持つことで、責任感などから開放され、人生の様々な面でメリットがあるとされています。

カオナビ「サードプレイスとは?」https://www.kaonavi.jp/dictionary/third-place/
寿賀本 恵さん
アイスタイルトレーディング BD部 部長

雑貨やコスメなどのメーカーで法人営業を10年以上経験し、2017年アイスタイルトレーディング入社。入社後は、アイスタイルトレーディング MD部にてブランド担当と、当時の自社ブランド商品の国内営業を担当。ここで初めて中国ビジネス、海外ビジネスに携わり、現在に至るまで経験を積む。

寿賀本さんとトレイルランとの出会い

ーまずは寿賀本さんがトレイルランを始めた経緯を教えてください。トレイルランと聞くとハードな運動のイメージがありますが、もともと運動習慣があったんですか?

学生時代はバスケ部に所属しており、大学時代は運動から遠ざかっていたのですが、社会人になって初めて仕事のストレスを経験するようになったんですね。心が落ち込むなと感じた時に、まずは体を元気にしようと思って、ストレス発散のための運動を再開しました。

ネガティブなマインドに囚われたり、言われたことを気にしすぎてしまったり、悪いサイクルに陥ることもあるんですが、走って身体的な苦しさや負担を感じると、一旦悩みを忘れることができるんです。何せ苦しいので。笑 その後に悩みに立ち返ると、大したことないとまでは思えなくても、違った見方ができるようになるんです。

当初は軽く水泳やランニングをしていたのですが、友人の勧めでマラソン大会に出場して、それをきっかけに本格的にマラソンにハマりました。そしてある日、トレイルランの大会の記録映像を見ていたく感動し、そこからトレイルランの活動をスタートしました。2018年からは東京のトレイルランチームに所属して、日々のトレーニングや大会に出場しています。大会で長距離を走る達成感は大きいですが、普段チームや友達と走ることも楽しんでいます。

ーそもそもトレイルランに馴染みがない人も多いと思うのですが、マラソンやランニングとの違いはどんな点でしょうか?

トレイルランは山などの未舗装の道を走るので、普通のランニングに比べて四季折々の自然を感じられる楽しみがありますね。100km超級の大会の後半はそんな余裕はなく、地面しか見ていないのですが…笑 あとはある程度危険が伴うコースを走るので、非日常を感じることができるのも大きな魅力の一つです。これだけ聞くとハードルが高く感じるかもしれないのですが、上りの山道を走るのはトップ選手くらいです。なだらかな道や下りだけ走ればいいですし、疲れたら歩けばいいのもトレイルランのいいところですね。

個人で参加するレースの他にも、友人ランナーの伴走役としてレースに参加することもあります。直近ですと、9月に伴走役で50km、10月は個人で160kmのレースに参加予定です!

2022年4月 所属するクラブで大会に参加した時のようす。走っている間に心が折れそうになったとき、クラブの人たちはまだ走り続けているんだと思うと、一人だけリタイヤするのはかっこ悪いなと思い、頑張れるそう。

充実したサードプレイスのための仕事術

ー100km超!?走行距離もマラソンの比じゃないですね…大会前などは体力やスケジュールの調整が必要になると思うのですが、仕事とのバランスはどのように取っているんですか?

予定が決まれば、あとはできる限り仕事を効率化して、自分の中で一旦区切りをつけることを心がけています。仕事ってやろうと思えば永遠にできちゃうので、やりたいことのためにいかに業務を効率化するか。一回そのスタイルに踏み切ってみることが大事だと思いますね。

大きな大会前のスケジュール調整はもちろんですが、普段のトレーニングも日常生活に組み込まれています。週4〜5回のランニング(土日は欠かさず)に加え、トレイルランには傾斜のトレーニングも必要なので、最近はチョコザップのトレッドミルなんかも活用しています。PCを持ち帰る必要がない日は、会社から家までの8kmをランニングで帰宅することもあります。仕事をして疲れても、帰宅までに気分を一新できるのでオススメですよ。

「これがあるから乗り超えられる」という確信

ー寿賀本さんの生活とトレイルランは切っても切れないものなんですね。

そうですね… 逆にトレイルランを含む運動無しの生活は想像ができないですし、仕事もやりきれないとすら思います。自分の中で「走れば切り替えられる」という確信があるので、仕事で大変なことがあっても乗り越えられますね。
最近は社内の部活動 ランニング部にも所属しています。それまでは業務上関わりがなかった方や、お名前だけ聞いたことがあった方と活動を通して知り合いました。活動の楽しみはもちろんですが、今後業務で何かがあったときに話しやすくなるので、そこでの人脈もありがたいですね。

アイスタイルの部活動 ランニング部の活動の一環で、国立競技場でのリレーマラソン ハーフの部に出場した時のようす。部署や入社年度も全く異なるメンバーが集まって、タスキをつなぎました。

サードプレイスは自分自身でコントロールできるフィールド。

ーでは最後に、サードプレイスを持ちたいけど躊躇している人へメッセージをお願いします!

とにかく「一歩踏み出すと楽しいことが待ってる」ということを伝えたいです。仕事って自分だけでコントロールしてうまくいくものではないので、成果が出せなかったり、自信が持てなかったりする時がありますよね。でも、例えばランニングなら、自分軸でトレーニングや目標を設定して、コツコツ達成することができるので、それを自分の自信につなげることができるんですね。それは結果的に仕事にもいい影響を与えることになるし、たとえサードプレイスで失敗したり無駄になっても、仕事と違って誰に迷惑をかけちゃうわけじゃないし、合わなければやめればいいし。悩むならとりあえずやってみれば?と思います!

トレイルランとは言わずとも、400mダッシュを3本やるだけでも、気持ちが楽になるかもしれないのでぜひ試してみてください!

関連リンク -社員のThird Place-
第1回 アバンギャルド茶会×近藤俊太郎
第2回 ヨガとの出会いが変えた 仕事との向き合い方