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【新NISA】これは誤解を与える記事だと思うけど…

今日の日本経済新聞のWebサイトから新NISAに関する記事。日本経済新聞社のマネー・エディターという肩書きの方が、成長枠に関する考え方を書いているが…

  • 主役は「つみたて枠」と言っているが、「つみたて枠」は年120万円までが上限、一方で「成長枠」は240万円と2倍の枠がある。何を根拠に主役が「つみたて枠」と言っているのか不明だし、ミスリーディングだと思う。

  • 「成長枠」を"じゃない方"と称し、あたかも「つみたて枠」で投資できる投資信託を「成長枠」で買えない、そして「成長枠」で投資できるのは個別株だけという印象を与えているが、それは違うのではないか?「つみたて枠」で買える投資信託は、そのまま「成長枠」でも買えるという理解ですが、違うのかな?

  • 究極的には、もしわからなければ、「つみたて枠」「成長枠」と分けられているのに惑わされず、「つみたて枠」で買える投資信託を、「成長枠」で買っておくのもアリかと思う。それがいい投資信託だと思うのであれば。実際僕はそうするかもしれない、というかそうする予定。

  • それではちょっとつまらないな、という人は、「成長枠」で個別株でもOKですし、もうちょっといろいろなテーマのあるアクティブな投資信託でもいいし、いろいろ遊んでみるのもいいかな。ただ、やっぱりそうはいっても枠自体は「成長枠」が「つみたて枠」の2倍あるわけで、年120万円以上の投資資金があるのであれば、まずは「成長枠」から考えないといけないのかと思う。

  • あとは資金投入のタイミング。僕が利用しているマネックス証券であれば、「成長枠」であれば年初の段階で一気に240万円の枠を埋めることができるが、「つみたて枠」は月々のつみたて(10万円/月)しか設定できない(らしい、というかそうマネックス証券から回答された)。そうなると、やっぱり先に「成長枠」をどうするか考えないといけなくなりますね。

という、雑感でした。僕の理解が間違っていたらごめんなさいm(_ _)m

#日経COMEMO #NIKKEI

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