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心あたたまるエピソードを公開/妊娠中の(パートナーとの)外出に関するアンケート

妊産婦さんにやさしい環境づくりを推奨する
「マタニティマーク」をご存知ですか?

ISSHO NI&育児クイズパパ力検定 では、
「マタニティマーク」の取り組みを応援する一環として、
LINEの育児クイズパパ力検定のユーザーさんへアンケートを実施しました。

妊娠中のパートナーと(またはご自身が妊娠中)外出時の
体験や思い・気付いたことなどを尋ね、
119名の方から回答がありました
今回はその結果を発表します(2022年10月14日に実施)

たくさんのエピソードもいただいています。

妊娠中の方やそのパートナーの方が、
どんなことを思い、どんなことで嬉しかったのか。
本当に困っている時や体調が辛い時に
差し伸べられた手やあたたかな言葉は、
ずっと記憶に残るものです。

ぜひ最後までお読みください。

妊娠中の(パートナーとの)外出で気づいたことを教えてください

妊娠中(のパートナーと)外出していて気づいたことや困ったこと、嬉しかったことが…

ある・・・109名
ない・・・10名

「ある」と回答した方に、具体的に教えてもらいました!

妊娠中の(パートナーとの)外出時に電車や駅などで気づいたこと・困ったこと・嬉しかったことなどを教えてください(8つまでいくつでも)

もっとも多かったのは、
「席を譲ってもらったり、気遣う一言をかけられたりするとこんなにも嬉しいものなのかということに気づいた」でした。
大切なパートナーや、ご自身が大変な時の周囲の気遣いや言葉は、あたたかな気持ちとともにずっと心に残るものですね。

次いで、「足元が見えにくくなるので、階段やエスカレーターの乗り降りには気をつける必要がある」こと、「揺れる車中で立っていることは思いのほか大変」ということに気づいた方が多くいました。
 
その他、上記以外に気づいたことについてもコメントが寄せられました。コメントの一部をご紹介します。

【男性からのコメント】
30歳代
自然に、子どもや赤ちゃんに目がいくようになった。

30歳代
特に男性は、お腹が大きい=妊婦と認識する場合が多いですが、実際には、まだお腹が大きくない時の方が、体調がつらい。そのため、妊娠初期で席を譲ってくれるのは、ほとんど女性のみでした。

40歳代
優先エレベーターに対象者以外が乗っていて譲ってもらえなかった

30歳代
スーパーで買い物中に貧血で倒れて緊急搬送された

30歳代
思いの外、席を譲ってくれたりしたこと。嬉しいというより、驚いた。妊娠前は他人に気遣ってもらえると考えていなかったため。

30歳代
やはり一緒に外出するとすぐに疲れてしまうので休む場所(すぐに座れる椅子など)がもっとある方がいいと感じました。

30歳代
妻は切迫早産になった。事前に連絡して車椅子の貸し出しをしていただき、非常に助かった。

【女性からのコメント】
40歳代
上の子(ベビーカー利用)を連れての乗車やホーム移動が大変だった(エレベーターが遠い、わかりにくい、ない、など) 

30歳代
後期は膀胱が圧迫され頻尿になり度々トイレに行かなければいけない。クシャミで尿もれしたこともあります。

30歳代
地下鉄の乗り換えが階段しかなかったりかなり歩かなくてはならない駅で、時間がかかってしまい、検索時刻通りの乗り換えができなかったこと。

30歳代
風疹ワクチンを打たない人がいる。トイレが狭い、少し腰掛けるところがない。タバコ以外にも匂いに酔うが、女性車両が臭い。階段以外も段差が高く感じられる。低い座面は座りにくいし立ち上がれない。エレベーターが早く閉じてしまう。

40歳代
スーパーの駐車場に停めたとき、隣にも車が停まっていたら、ドアを開けるスペースが限られるので、降りるのに難儀した。たまたま助手席側が大きく開けられたので、サイドブレーキを乗り越えて助手席から降車した。

30歳代
スーパのレジの店員さんがサッカー台まで、会計済みカゴを運んでくれた。

40歳代
ベビーカーを押しながらの電車(駅)の利用は、階の移動が大変だった(エレベーターが遠い、わからない、少ないなど)

30歳代
妊婦には硬い椅子は疲れる。お店の方が座布団や膝掛けを用意してくれて嬉しかった。道路でお腹がいたくなっても座れる場所がなくて困った

20歳代
お腹が大きくなる前は気づいてもらいづらく遠慮して席にも座れない方をよく見かけます。また、逆にお腹が大きくなってくると立つ、座るの動作が意外としんどいので立ってたいと思うこともありました。妊娠出産を経験したことのあるような方だけでなく、若い方が少し離れたところから寄ってきて席を譲って下さった時は本当に心が温まりました。

30歳代
スーパーのレジで急に具合が悪くなりしゃがんでしまったが、誰も見て見ぬふりだった。

30歳代
意外と男性の方が妊娠に気付いて気遣ってくれる方が多かったのが個人的な印象でした

30歳代
妊娠初期~中期は、見た目に妊婦であることがわからない場合もあるので、助けが必要な妊婦にとっては、マタニティマークが役に立つと思った。

30歳代
普段行くスーパーでの袋詰はセルフだけど、お腹が目立ってからは、店員さんが袋詰してくれて、車まで荷物を運んでくれたこと。

30歳代
席を譲ってくれるのは、30代以上の男性や50代以上の女性は少なく、子育て経験のない?大学生くらいまでの若い世代が多かった。若者がマタニティマークにすぐに気付いてくれるので嬉しかった。マタニティマークをぶら下げることに少し躊躇いもあるが、つけてないとお腹が大きくてもあまり気付いてもらえない気がする。駅のホームの椅子やベンチが、数年前より少なくなっている(もしくはナイ)と感じた。

30歳代
お腹が大きくなってからは電車で席を譲って頂ける事がかなり多かったが、お腹の大きさが分からない時(マタニティマークは持っている)は毎回立っていた。 自分が非妊娠時、妊婦さんはお腹が大きい時は体辛いがお腹まだ大きくない時は体の辛さは無いとの認識だった。しかし実際は大きくなってからより、お腹が大きくない妊娠数ヶ月目の時期が1番悪阻などで体がしんどい時期だった。

妊娠中の(パートナーとの)外出時に、周りの人との関わりで嬉しかったエピソードがありましたらぜひ教えてください

この質問に関して、多くの方からエピソードが寄せられました。
読んでいるだけで心が温まります。
社会にもっと安心と優しさが循環することを願いながら、
寄せられたエピソード全文を紹介します。


【男性からのエピソード】

30歳代
特にホテル等では、妊婦に対して、食事のメニューなど、気遣いをしてくれることが多くあり、妻も喜んでいました。

30歳代
マタニティマーク関係なく、席を譲ってもらったこと。

20歳代
男子学生やサラリーマンの男性がよく譲ってくれる印象があり、かっこいいなと感じた。

30歳代
身近にあったスーパーや薬局での気遣いや声掛けにはびっくりしました。妊婦であることに対する理解や配慮がみなさんあって嬉しかったです。

30歳代
頑張って、楽しみだね、と声をかけてもらえるのがとても嬉しいことに気づけた。頑張る、楽しみは当たり前なことだけどそれでも声掛けの力を感じたので自分もそれを実践したいと思えた。

30歳代
パートナーとの外出時ではないが、パートナーのコロナ感染が不安だったため、出産予定日前、1ヶ月程度で外での飲み会を自粛する予定で各友人と調整してて、最後に一緒に飲みに行った友人が特に何も言ってなかったのだが、事前にPCR検査受けててくれたこと。検査したかどうかではなく、自主的に検査しようと思って、実際にしてくれていたことが嬉しかった!

30歳代
買い物カゴを近くまで運んでくれた

40歳代
船での移動時にスタッフから優しい声掛けをもらったこと

20歳代
別の妊婦さんに助けて頂いたこと。

40歳代
妻が最初の子どもを妊娠している時、関東に住んでいたのですが、京都に旅行したときに地下鉄に乗ったら、ずいぶん離れたところに座っていた女性が立ち上がって席を譲ってくれました。見知らぬおばさんに手を引かれて連れて行かれる妻。電車を降りるときも「頑張って元気な子を生むんだよー」と声をかけられました。これが県民性の違いかと驚いたのを今でも覚えています。

【女性からのエピソード】
20歳代
薬局でカゴをサッカー台まで運んでもらった。知らないおじいさんやおばあさんに元気な子を産んでねと言われた。

30歳代
何ヶ月か声をかけられると嬉しかった

40歳代
電車でたまに席を譲ってもらえると嬉しく、夫は席を譲っていた

30歳代
妊娠中ではありませんが、出産後妊婦さんには席を譲るようにしたところ、すごく喜ばれるのでこちらも幸せな気持ちになると気付きました。

30歳代
妊娠中、足元に気をつけてと周りの人に言ってもらえた

30歳代
席を譲ってもらってうれしかった。

30歳代
パートナーが自分より率先して妊娠中の食事内容を配慮してくれた。

30歳代
席を譲ってもらえることが多く、親切な人が多いと感じた。

20歳代
電車でマタニティマークに気づいた方が席を譲ってくださったのがとても助かりました。揺れの中で立ってるのはけっこうきつかったので有り難く、優しい心遣いに涙が出そうでした。

30歳代
私は妊娠前から肥満体型で妊婦と気づかれないことが多かったです。マタニティマークも無駄だろうと思い付けていませんでした。臨月の妊婦健診の帰りに電車にのると女性が席を譲ってくださいました。初めてのことでした。こんなに温かい気持ちになるのかと嬉しく思いましたし、その方も私が妊婦が悩まれて声をかけてくださったんじゃないかと申し訳ない気持ちにもなりました。それからマタニティマークをつけるようにしました。

20歳代
自転車を停めようとした時に、先に停めてあった隣の自転車に引っかかりうまく停めれなかったのを見ていたカップルの女性が、「妊婦さんや!助けなきゃ!」とマタニティマークに気付いたのか急いで駆け寄り助けてくれました。 今まで少し困ったくらいでは、助けてもらったことはなかったのですが、妊婦というだけでこんなに親切な方もいるんだなと驚きました。とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。

20歳代
買い物のとき、レジ台へカゴを乗せるのが大変でした。しかし、店員さんが「お願いします」と頼む前にレジ台をまわってカゴを乗せてくれました。さらには「御身体気をつけてくださいね」と声もかけてくださり、気持ち良く買い物ができました。

40歳代
妊娠後期に電車で立っていたら、結構遠くの方から小学1,2年生くらいの男の子が走ってきて、「席どうぞ!」と声をかけてくれたこと。自分のランドセルで席を確保までしてくれてました。

30歳代
電車で遠い席に座っていた男性が私に気づいて席を譲ってくれた。

30歳代
高い所の物を取ってくれたり、雨の日の外出を代わってくれたりした

20歳代
友達も含め沢山の人に会って元気で生まれてくるんだよ!と声かけをしてもらえたことは安心感に繋がったと思います。

30歳代
おじいさんが席を譲ってくれた

30歳代
席を譲ってもらったり、買い物中などもカゴを運んでくれたり、しんどそうにしてたら声をかけて椅子を出してくれたりして非常に嬉しかった。

30歳代
電車の席を譲ってもらえた

20歳代
お店に並んでいると座るところや夏場だったのでお茶を出して頂いたこと。一人でお店に入った時も冷房の当たらないゆったりした広めの席へ何も言わずに案内してもらいとても感動しました。

30歳代
街やお店で出会う知らない人からもおめでとうの言葉をかけてもらえて嬉しかった。

30歳代
お腹の赤ちゃんの分も、と団子屋さんがお団子をおまけしてくれた。

30歳代
たくさん荷物を持っていたとき、知らない人が大丈夫ですかと声をかけてくださり、荷物をもってくださったこと。

20歳代
乗り物乗車時、匂いや揺れに酔いやすく、具合が悪い時に袋を用意してくれたこと。鞄や重い荷物、買い物袋を率先して持ってくれた。美容院では、お腹が冷えないように毛布を貸してくれたり、シャワー時の椅子の角度を気にしてくれたりしてくれた。外出先で寒そうにしていると、通りすがりの人がカイロをくれた。通りすがりに、出産経験のある方々から妊娠何ヶ月?って聞かれたり、為になるお話をしてくれた。

30歳代
妊娠中、仕事帰りで疲れていた時、通勤電車に乗ったら女性の方が席を譲ってくれた。電車で席を譲ってもらったのはそのたった一回だったが、涙がでそうになるほど嬉しかった。

40歳代
スーパーに一人で買い物に行った時に、私が何も言ってなくてもレジ担当の方がカゴをサッカー台まで運んでくれた。

30歳代
道を譲ってもらった時急いで渡ろうとしたら、ゆっくりでいいですよと言ってもらえたこと

マタニティマークを知っていますか?


育児クイズパパ力検定は、妊産婦さんにやさしい環境づくりを推奨する「マタニティマーク」の取り組みを応援しており、2021年12月18日から1年間、
都営三田線でタイアップ広告を掲載しています。

都営地下鉄三田線(1編成)優先席エリアの窓にて、妊産婦さんにやさしい環境づくりを推奨する「マタニティマーク」とのタイアップ広告を2021年12月18日より1年間掲載しています。

このマーク↑を知っていますか?

当アンケートに回答してくださった119名の方にマタニティマークについて尋ねたところ、
 
「名前もマークも知っている」107名、
「マークは見たことがあるが、名前ははじめて聞いた」
7名、
「名前は知っているが、マークははじめて見た」4名、
「身近な場所でマークを見たことがなく、名前もはじめて聞いた」1名

という結果になりました。

■マタニティマークとは
・妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
・さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。

厚生労働省Webサイトより抜粋

むすびに

ISSHO NI&育児クイズパパ力検定では、パパさんママさんお一人お一人の体験や”生の声”を集めています。
誰かの体験や思いが、他の誰かの参考になったり、助けになったりということも多いはずだと考え、今回のようなアンケートを実施し、みなさまの声を、記事やラジオなどのメディアに載せて発信しています。

今回のアンケートでは、ご自身やパートナーが妊娠中のエピソードについて、多くの方が回答してくださいました。

「(妊婦さんに)声をかけて良いのかどうか悩む」といった声も聞こえることがありますが、当アンケートで寄せられたエピソードを読むと、ちょっとした一言や優しい心遣いに救われることは本当に多いということがわかります。

電車やバスなどで席を譲るということだけではなく、
スーパーや街なかでの声かけなど、
ちょっとしたことであっても、
周囲の方々のやさしい言葉は、感謝の気持ちとともに
ずっと心に残っている
ものです。

ひとりでも多くの方が、何もためらうことなく、
妊婦さんへやさしい言葉をかけてくださることを願います。

当アンケート実施時(2022年10月)、回答者の多くはマタニティーマークをご存知でしたが、ご存知ではない方もいらっしゃいました。
「育児クイズパパ力検定」は、育児知識だけではなく、パパママに役立つ情報などをさまざまな角度から提供することを目指しています。

相手を知ることから、
良質なコミュニケーションや「つながり」が生まれます。


育児クイズパパ力検定では、産後のママのことや、赤ちゃんのことについて知ることができるクイズを提供しています。

また、「先輩パパからのメッセージ」「赤ちゃん写真撮影術」「パパママの元気に役立つかんたん薬膳」などのお楽しみ連載コラムも充実させています。


当アンケートでは、抽選で3名様にAmazonギフト券をお送りしました。
当選された方から日頃のパパ力検定のご感想をいただきました!

生後6ヶ月の息子を持つ母です。
授乳のタイミングでクイズに挑戦するのが日課になっています。一人目の育児なので、色々と勉強をしなければと必要性を感じる半面、家事と育児に追われる毎日で…なかなか落ち着いて育児書などを読む時間がありません。そんななか、携帯片手に毎日コツコツクイズを解いて手軽に学べるので、とても助かっています。月齢に応じた内容で出題されるところも、今必要な情報を迷わず知ることができて魅力です。(るんるんママさん)

ギスギスしがちな産後に、さらっと夫婦の話題にできるクイズがあって良かったです。
パパ力検定を通して、自分の当たり前が二人にとっての当たり前ではないんだ!と気付けたことが、二人で共に子育てをする第一歩になったような気がします。ありがとうございます。(H.Cさん)


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LINEで1日1問「育児クイズパパ力検定」では0〜1歳半頃の育児に役立つ楽しいクイズ、事故予防や救命法のクイズなど、全250問が(月)〜(金)毎日1問配信されます。

実際にクイズにチャレンジしたパパたちからは、
「気軽に続けられる」「実際の場面とリンクすることがあり、参考になる」「救命法は、子どもが大きくなってからも役に立つ」などの声も。



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