根羽村暮らしの日々 by マギーと有希

2018年12月より長野県根羽村に夫婦で移住。一棟貸し宿「まつや邸」を運営しながら、自…

根羽村暮らしの日々 by マギーと有希

2018年12月より長野県根羽村に夫婦で移住。一棟貸し宿「まつや邸」を運営しながら、自分たちの住む環境がより豊かになるために村暮らし実験中です。

最近の記事

移住2年備忘録――「村の揺るぎなさを感じた2020年。村暮らしを味わい尽くしたステイビレッジだった」

こんにちは、長野県根羽村村民の夫マギーと妻ゆきです。 東京都渋谷区から、この村に移住して2年目を迎えた2020年。この1年は新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの方々が世界全体の変化に対応することでいっぱいいっぱいだった1年でしょう。 一方、村暮らしをしている私たちはどうだったのかというと・・・村の中にある変わらない日常に気づくきっかけをもらったことで、私たちの内側にある大切にしたいことを深く握りしめることができるようになった1年だったかもしれません。 1年目の備忘録に

    • 「20代卒業に向けた人生プロジェクト"お前はどう、生きる"を始めました」

      5月26日、バタバタした。 zoom会議の合間に、期限に追われるタスクを潰していく。気づけばほぼ1日パソコンに向き合う時間。 目の前のご飯の味、家の中で動き回る我が子にも注意がいかない僕。仕事はスケールがあって面白い。が、それに没頭し続けるあまり、村に流れる豊かな、時間を自然の恵み、家庭の温かさに五感を寄せられていない自分がいる。 時間と仕事に追われた1日。「ああ、またこんな過ごし方をしてしまった」、と少し後悔をして就寝した。 翌朝、自然を眺めながらぼーっと瞑想。頭を

      • 900人の村での子育て−自然と人の温かさに生かされる日々−

        みなさん、こんにちは。根羽村民のゆきです。 オンライン移住相談を受けていても必ずと言っていいほど質問を受ける、村での子育て事情。 まだ村で子育てをはじめて10ヶ月ですが、私が実感している、村での子育てについてお伝えします。 ちなみにTOP画像は自宅前での写真です。だいたいこの写真ですべてが伝わるんじゃないかと思っていますが(笑)少しだけ詳しく書いてみました。 根羽村での出産についてまず、この村の中で出産できる病院や助産院はありません。 ですので、妊娠した場合は、車で約5

        • 移住して1年半、村のおばあちゃんたちの「足るを知る」生き方に触れたかった

          みなさん、こんにちは。根羽村民のゆきです。 1年半前に渋谷区から長野県根羽村に夫婦で移住し、昨年7月には娘も生まれ家族3人豊かに暮らしています。 この写真は最近の日常です。娘が近所のおばあちゃんたちの井戸端会議に参加させてもらっています。 最近、オンラインでの移住相談を夫婦で受けることが増え、(相談内容についてはこちらにまとめています)改めて、移住や村暮らしについて発信していこうと思いました。 まずはこのnoteで少しずつ、私目線での村のことや村での子育てについてお伝え

        移住2年備忘録――「村の揺るぎなさを感じた2020年。村暮らしを味わい尽くしたステイビレッジだった」

          役割は「地域の土をアップデートすること」-5月5日 ココトバ登壇備忘録

          昨年から根羽村案件でファシリテーターで入ってる瀧内さんの紹介で朝からコトトバという朝ラジオに出演した。ざっくり出演枠は「地域に馴染む力とは」な内容だったんだと思う。(ノーテーマで話した) 僕は人と喋る中で自分の思考が整理され、アップデートされるタイプ。自らの発言も踏まえ、イベントで得たヒントをまとめた。まちづくりや生き方を考える中で誰かのヒントになれば幸いです。 本編はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=gIeXAHwEfn0&fbcl

          役割は「地域の土をアップデートすること」-5月5日 ココトバ登壇備忘録

          大きく揺れ動く今だから考える、移住を通じた「あたらしい生き方」。夫婦による「オンライン移住相談会」やってみた

          長野県根羽村の村民、マギー(杉山泰彦)です。 2018年末に夫婦で人口900人の根羽村に移住し、持続的な村づくりに挑戦中。昨年には子供も生まれ、村での子育てにも奮闘中。今年は畑と渓流釣りもはじめました。 さて、移住2年目の村の仕事では、もっとやりたいことにチャレンジしようとおもっていました。(移住1年間の感想記事はこちら) 夫婦で運営している一棟貸し古民家「まつや邸」。日々の日常から解放し、本質の自分、ありのままの自分に立ちかえれる時間を提供しようと計画をしていました。

          大きく揺れ動く今だから考える、移住を通じた「あたらしい生き方」。夫婦による「オンライン移住相談会」やってみた

          確証がないまま話をしたら、話が長くなってしまうことを防ぐためのメモ。

          ども、根羽村民マギーです。 ラップバトルが結構好きで、良くyoutube漁って見るのですが、その中でR-指定と晋平太の引退バトルでR-指定が発したバースがめっちゃ好きなんです。 「シンプルでいいんだよ、韻踏むのなんてこれくらいで良い」 いろんな文脈を捉え、その時の空気なども全部汲み取って、最小単位の言葉で研ぎ澄ましたバースで客を沸かす。やばいっすよね。たまんないんです。 自分はラッパーではないけど、仕事柄打ち合わせやプレゼンなど「言葉」人の心を動かす機会が多いです。な

          確証がないまま話をしたら、話が長くなってしまうことを防ぐためのメモ。

          移住1年備忘録——「田舎に来たからといって生きる力が伸びるわけじゃなかった」

          ども。根羽村民のマギー(杉山泰彦)です。 1年前から村に移住して、村全体のPRやブランディング、地域資源を活かした事業・商品設計を担当。俗にいう“地域プロデューサー”の立ち位置ですが、内情は長野県根羽村のお悩み相談所として業務の1/3は村民と雑談をしてました。 僕が夫婦で移住をしたのはちょうど1年前。1年という節目を通して、ちょっと振り返ってみようと思います。もがいたおかげでこれから村で展開する未来がだんだん描けてきました。(今年はnoteで発信するぞ!!) 長くなりま

          移住1年備忘録——「田舎に来たからといって生きる力が伸びるわけじゃなかった」