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本質的に集中力を高める!

『集中力がすべてを解決する。
精神科医が教える「ゾーン」入る方法』

著者:樺沢紫苑先生
出版社:SB Creative

対処療法はいらない。
小手先のテクニックはいらない。
本質的に集中力を高めるにはこの本しかない!
絶好調の向こう側に行きたい!
ゾーンに入りたい!
本書を読めばもれなくそんな気持ちになり、
今すぐ生活習慣や働き方を見直したくなる
でしょう。

少なくとも僕はそうなりました。

どんな素晴らしいノウハウよりも先に
質のよい睡眠を7〜8時間とり、週2時間以上、
汗ばむ運動をする!!
ここに力を入れ、
継続する決意を新たにしました。
「自分の身体は自分が一番分かっている」
は大きな間違い。

分かっていない人ほど「大丈夫です!」
と言ってしまう。
言われると余計に無理をしてしまう。

これではゾーンに入るどころか絶好調も無理。
健康すら維持できない。
まさしく過去の僕です。
過去の僕は、自分の体力と
精神力を過信していました。

その結果、寝不足と疲れで昼間、
仕事で運転中にウトウトして事故りそうに
なったり、取引先と打ち合わせ中に
寝落ちしてしまうという、目も当てられない
状況でした。
終いには、同僚にうつぽいと言われていた
にも関わらず、無理やり頑張っていました。

そこまでしてやっても、一向に仕事は
終わらない。泥沼状態に陥りました。

そして、なぞの咳と
頭痛に悩まされ続けました。
「この状況が続いたら死んでしまう」
「絶対に嫌だ。家族も部下も不幸になる!」
と気づけたのをきっかけに、
睡眠と運動を強制的に増やしました。

この体験があり、今では調子がイマイチ
であれば、最低限の仕事を終わらせて
さっさと帰り、さっさと寝るように
なりました。
それ以来は、風邪すら引かなくなりました。
今までより少ない労働時間でより
多くの仕事をこなせるようになりました。

さらに、ミスが多くなっている部下に対して、
以前なら、
「気持ちがたるんでいるのでないか!」
と叱っていましたが、今では
「お疲れ様モードじゃないのか?
残業なんかせずにさっさと帰って寝なさい!」
と言えるようになりました。

・「流れるように仕事をする」
フローとも言う。
これぞまさしくゾーンに入ること。
僕の職場では、フローに入る環境とはほど遠い。
途中で電話が入ったり、LINEやメールの通知、
部下や他部署から声をかけられる。

流れるどころか、何度も中断される。
これでイライラする、どこまでやったか
分からなくなる。生産性が落ち、気分も
落ちる毎日でした。

この対策として、
午前中は集中タイムのルールを設定しました。
午前中は電話にでない、メールチェックしない、
スマホは通知オフ、視界から外す。報告や相談、
ミーティングは、昼食後にする。

これをしばらく続けたところ、
1番大切な午前中に集中できるようになり、
7〜8割の仕事が午前中に目処がつくことが
多くなりました。

それからは、午後は落ち着いて、
トラブルを対処したり、部下の相談も
受けられるようになりました。

部下も自ずと朝は、黙々と業務に集中する
スタイルが確立されつつあり、チーム全体の
生産性アップにもつながっています。

・怖い!
 スマホは集中力のデストロイヤー(破壊者)

本書の冒頭からこんなメッセージが
視界から飛び込んできました。
本書では、スマホによる過剰インプットで
脳内が情報のゴミ溜めの状態、レジ3台の
コンビニに100人の客が殺到してる状態だ
と表現しています。
当然に脳のパフォーマンスは著しく低くなり、
いわゆるスマホ認知症になるという。
僕は絶対になりたくない。

傘をさしながらスマホをしている人、
自転車に乗りながらスマホをしている人、
歩きスマホをしながら髭剃りをしている人
さえ目にした。
電車の中でもスマホに取り憑かれている人
が9割以上も!!

集中力の敵!注意力も散漫になってミスする!
集中力以前に身の危険を感じています。おそらく
スリにあっても気づかないだろう。
そしてきっと、無自覚で時間を溶かしている。
僕はここまでひどくはないですが、
定期的にスマホデトックスが必要だと思いました。

しかし、使用時間を上手く制限できれば、
スマホは便利な道具になります。
僕は一日2時間以内、朝はX投稿以外で
いじらないと自己ルールをを決めました。

・「To Do リストを書くこと自体が確認、
  作業そのもの!」

スマホの誘惑に弱いのに僕は、
To Do リストの使い方を間違っていました。
僕はTo Do リストを仕事ではパソコン、
プライベートではスマホを使って管理しています。

1つタスクが終わる度に
スマホを開ける時間がかかる。
そして、LINEの通知やメッセージに気になり、
気が散って集中力が落ちることを実感しています。

やはり、紙に書いて
横に置いておくことが最適だと思いました。

ありがとうございました!

↓本書の概要はこちらをチェックしてみてください!


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