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ついに種まきをしてみた
戦後日本は、独立国ではないなどという話を聞いたことがありました。まったく意味が分からない話でしたが、今ではとてもしっくりきています。
敗戦国日本が、戦勝国に統治されることもなく、平和に日本人の国として復興し、その後、見事な経済成長を遂げたのは、戦勝国の温情があったからだと思いますか?そんなわけがありません。
間接統治の方が、彼らにとっていろいろと都合がよかったと考えておいていいのではないかと思うのです。本体が裏にいるんです。
結局、表向きの話と裏で動いているもの、その両方から見ないと世の中は理解できません。そして、その理解ができないと、あっちこっちに振り回されてしまいます。振り回されるのはゴメンなのです。
そして、敗戦国日本が間接統治されてしまったことで、本来、日本人が敗戦から学ぶべきことも、だいぶ歪められてきてしまったように思います。
東京大空襲の話をしていて、なぜにロシア批判になってしまうのか・・・。
「東京大空襲・戦災資料センター」の吉田裕館長はウクライナ情勢に関連して、「東京大空襲で多くの一般市民や子どもが犠牲になったことを知る私たちは、ロシアの軍事行動を厳しく批判するとともに、私たちの歩みを問い直しながら、戦争の悲惨さ、平和の尊さを内外の世論に訴えかけていく必要があります」と述べました。
「東京大空襲から77年 東京 江東区で集会 ロシア軍事侵攻を批判」
2022年3月6日より引用
同じ日本人、しかも年配の方に言うのもなんですが、しっかりしてほしいと思わずにはいられません。
まず東京大空襲を行ったのは、アメリカでした。今も同じような構図で、今度は日本ではなく、ロシアが標的となって、戦争に向かってしまっている可能性もあります。
そうだとしたら、東京大空襲の集会で非難されるべきは、まずアメリカでなければなりません。
ウクライナとロシアのどっちが正しいとかを日本人が議論してもしょうがない。補足するならば、どっちもどっちというか、どっちが100%正しいとかってことはないでしょう。いろんな歴史的な経緯もあるんで、お互いに言い分がある。なので、どっちが正しいみたいな話を日本でしてもしょうがない。
さすが妙佛さんです。
ロシアを擁護すべきだと思っているわけではありません。ロシアが正しいとも思いません。しかし日本人が、一方的にロシアを非難するなんてことが、本当に歴史から学んだ日本人の姿なのか、疑わしい限りです。
真摯に歴史を学んで、広い視野をもって現実を捉えれば、こんな安易にロシア批判を繰り広げることはできないはずです。真摯に歴史を学ぶというのは、戦争で亡くなった日本人・ご先祖様たちの死に報いるということでもあります。本当にしっかりしてもらいたいものです。
・・・と、暗い話はこれくらいにしておいて、「物価高もインフレも跳ね返そう!」、「食料危機がきても怖くない!」をスローガンに(?)進めている農業プロジェクトについてです。
この日は、新しく買ってきたつなぎデビューです。
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ここのところ、農作業の頻度がとても高くなり、いつも着ているつなぎの洗濯が間に合わなくなってきたので、新しいのを買ったであります。
「竹内さん、ウルトラマンみたいでカッコいいね?」
紛争?はい、いろいろありますが、竹内はこの一言で、上機嫌に一日を始めました。
この日は、先日作った温床がうまく機能していそうなので、早速、温床の中で苗を育てるべく、種まきをしてみました。
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まずは、先日購入した種まき培土をトレーにあけていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1646565931846-8ITOdxZX1O.png?width=800)
土を平らにならしたら、そこに筋を入れていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1646566247465-GlhPMLWAr7.png?width=800)
そう、「筋蒔き」というのをやります。
ここにはネギを蒔いてみました。
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さらに個別に穴があいているトレイ(「育苗プラグトレイ」というらしい)には、紫トウガラシとスイートバジルを蒔きました。
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その後も、ジャンジャン蒔いていきました。スイカ、メロン、レタス、キャベツ、ブロッコリー・・・。
ただ、ジャンジャン蒔いたといっても、作業自体はメチャメチャ地味です。
例えばこのキャベツのタネ、めっちゃ小さいんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1646566660301-lDuSLcntR0.png?width=800)
あまりに小さいので、確認しましたもん。
「これ、適当に何粒とかではなく、一粒ずつですか?」
「そうだね、できればそうしてくれる?」
「わかりました(まぢかー!)」
だって、これですよ?(しつこい)
![](https://assets.st-note.com/img/1646566752305-Tld2oNrgrP.png?width=800)
一粒ずつ蒔くには蒔きますが、正直、タネは蒔かれた瞬間、どこにあるのかさっぱり分からない状態になります。いや、蒔くときですら、もはや目では見えていません。指の感覚だけで「うん、一粒ある気がする」といった具合です。
こういうメロンのタネだったら、まだ何とか見つけることができますが、さっきのキャベツなんて、本当にもう全く分かりません。
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でもとにかく、体を小さく折りたたんでトレーの前に座り、一粒ずつつまんでは落として、つまんでは落としてを繰り返し、無事、5つのトレーにタネを蒔いてみたのでした。
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この日は、それらを温床に収めます。
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この後、この温床の上に保温用のシートを張り、とりあえず1週間くらい様子をみてみようということになりました。
世界の紛争みたいな、とても大きなことが重要だ!という気持ちは分かります。しかし、今の私には、この小さな小さなタネが、「芽、出るの?出ないの?どっちなの?」という問題の方が大事だったりしています。
なんにせよ、人それぞれ自分の手の届く範囲で、一所懸命頑張ってみるっていうのは、大切だと思うであります。
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