ついに種まきをしてみた
戦後日本は、独立国ではないなどという話を聞いたことがありました。まったく意味が分からない話でしたが、今ではとてもしっくりきています。
敗戦国日本が、戦勝国に統治されることもなく、平和に日本人の国として復興し、その後、見事な経済成長を遂げたのは、戦勝国の温情があったからだと思いますか?そんなわけがありません。
そして、敗戦国日本が間接統治されてしまったことで、本来、日本人が敗戦から学ぶべきことも、だいぶ歪められてきてしまったように思います。
東京大空襲の話をしていて、なぜにロシア批判になってしまうのか・・・。
同じ日本人、しかも年配の方に言うのもなんですが、しっかりしてほしいと思わずにはいられません。
まず東京大空襲を行ったのは、アメリカでした。今も同じような構図で、今度は日本ではなく、ロシアが標的となって、戦争に向かってしまっている可能性もあります。
そうだとしたら、東京大空襲の集会で非難されるべきは、まずアメリカでなければなりません。
さすが妙佛さんです。
ロシアを擁護すべきだと思っているわけではありません。ロシアが正しいとも思いません。しかし日本人が、一方的にロシアを非難するなんてことが、本当に歴史から学んだ日本人の姿なのか、疑わしい限りです。
真摯に歴史を学んで、広い視野をもって現実を捉えれば、こんな安易にロシア批判を繰り広げることはできないはずです。真摯に歴史を学ぶというのは、戦争で亡くなった日本人・ご先祖様たちの死に報いるということでもあります。本当にしっかりしてもらいたいものです。
・・・と、暗い話はこれくらいにしておいて、「物価高もインフレも跳ね返そう!」、「食料危機がきても怖くない!」をスローガンに(?)進めている農業プロジェクトについてです。
この日は、新しく買ってきたつなぎデビューです。
ここのところ、農作業の頻度がとても高くなり、いつも着ているつなぎの洗濯が間に合わなくなってきたので、新しいのを買ったであります。
紛争?はい、いろいろありますが、竹内はこの一言で、上機嫌に一日を始めました。
この日は、先日作った温床がうまく機能していそうなので、早速、温床の中で苗を育てるべく、種まきをしてみました。
まずは、先日購入した種まき培土をトレーにあけていきます。
土を平らにならしたら、そこに筋を入れていきます。
そう、「筋蒔き」というのをやります。
ここにはネギを蒔いてみました。
さらに個別に穴があいているトレイ(「育苗プラグトレイ」というらしい)には、紫トウガラシとスイートバジルを蒔きました。
その後も、ジャンジャン蒔いていきました。スイカ、メロン、レタス、キャベツ、ブロッコリー・・・。
ただ、ジャンジャン蒔いたといっても、作業自体はメチャメチャ地味です。
例えばこのキャベツのタネ、めっちゃ小さいんです。
あまりに小さいので、確認しましたもん。
だって、これですよ?(しつこい)
一粒ずつ蒔くには蒔きますが、正直、タネは蒔かれた瞬間、どこにあるのかさっぱり分からない状態になります。いや、蒔くときですら、もはや目では見えていません。指の感覚だけで「うん、一粒ある気がする」といった具合です。
こういうメロンのタネだったら、まだ何とか見つけることができますが、さっきのキャベツなんて、本当にもう全く分かりません。
でもとにかく、体を小さく折りたたんでトレーの前に座り、一粒ずつつまんでは落として、つまんでは落としてを繰り返し、無事、5つのトレーにタネを蒔いてみたのでした。
この日は、それらを温床に収めます。
この後、この温床の上に保温用のシートを張り、とりあえず1週間くらい様子をみてみようということになりました。
世界の紛争みたいな、とても大きなことが重要だ!という気持ちは分かります。しかし、今の私には、この小さな小さなタネが、「芽、出るの?出ないの?どっちなの?」という問題の方が大事だったりしています。
なんにせよ、人それぞれ自分の手の届く範囲で、一所懸命頑張ってみるっていうのは、大切だと思うであります。
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