No,71.コロナ陽性者と感染者について
コロナ陽性者と感染者についてつらつらと書いてみる。
1.コロナ陽性者と感染者とは
●陽性者とは、ウイルス遺伝子の一部が残っていれば、ウイルスはいることになるので検査は陽性になる。
陽性段階では「ウイルスが生きているか」「死んでいるか」もわからない。
PCR検査はウイルスが生きていなくても、ウイルス遺伝子の一部が残っていれば陽性になります。
例えば影だとすると、生きている人の影と死んでいる人の影は影だけでは判断できないが、影は見える。また、その影を写真に写してその場所にいたことは判断できるが、当然生きている人の影か、死んでいる人の影かは当然判断できない。
コロナウイルス陽性者のウイルスは影みたいな存在ってことになる。
●感染者とは、感染とは「生きたウイルス」が細胞内に入ること。
生きたウイルスが細胞内に入り、「感染」したとしても、その後に症状が出るかどうかはわかりません。細胞内に侵入しても、細胞の自浄作用などでウイルスの増殖を阻止する場合があります。また、感染細胞が少ない場合も症状としては出ません。これらの場合は発症しないことになります。
例えば花粉症だとすると、
長期間にわたって少しずつ花粉の影響を受け続けたり、汚れた空気の環境で長年生活している人は、鼻の粘膜の感受性が高まって、花粉症になりやすくなります。生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質の人は、花粉症にもなりやすいと考えられます。引用:一般社団法人日本臨床内科医会「花粉症」
つまり、アレルギーはの疾患と類似している。
生きたコロナウイルスは花粉、少なければ発症しない(発症花粉症にならない)ってことになる。
2.コロナは人に感染するのか
「陽性者が他人に感染させるかどうか」もわからないらしい。
たとえば、体内のウイルスが死んでおり、断片だけが残っている場合は他人に移すことはありません。また、ウイルスが生きていても、その数が少なければ人にうつすことはできません。通常ウイルスが感染するためには、数百〜数万以上のウイルス量が必要になります。しかし、PCR法は遺伝子を数百万〜数億倍に増幅して調べる検査法なので、極端な話、体内に1個〜数個のウイルスしかいない場合でも陽性になる場合があります。
陽性から発病に至る経緯を図1にしてみた。
図1
①陽性者が感染するのかもわからない。
②当然、陽性者が発病するかもわからない。
③陽性者が他人に感染させるのかもわからない。
ここで疑問なんだけど??
3.感染者について
PCR検査では受けた100人中5人が陽性なのはわかっているけど、
①陽性から感染になる確率は何パーセントなのか?
②感染から発病する人の確率は何パーセントなのか?
0.05(①×②)= n%(PCR検査→陽性→発病の確率)
4.他人に感染させることについて
①陽性者が人にうつす確率は何パーセントなのか?
②感染者が人にうつす確率は何パーセントなのか?
③発病した人が人にうつす確率は何パーセントなのか?
①= n%
②= n%
③= n%
①×②×③= n%
さいごに
コロナに関する噂はさまざまあるけど、噂や流言(根拠の無いうわさやデマ)って、不安を和らげる心理的メカニズムなんで、
つまり、不安(コロナの重要性)と根拠がよくわからない上に曖昧の積(不安×曖昧さ=流言)が流言の大きさ。
この世の中は不確実性ばかりなので、コロナも不確実性。
結局、不確実なものに対する問題解決能力(自分の中での問題)だなと。
いかにも文系的視点ですみません(--.)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
引用文献
小田垣孝(2020)「新型コロナウイルスに蔓延に関するー考察」『生物研究』電子版 8(2), [1]
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