[#28] ブライトンでの洋服お買い物事情
留学中でもおしゃれがしたい!
とか全く思わなかったので、私は留学用に同じ形の長袖シャツを7着、ウルトラライトダウン、防水ジャケット、スキニーとまではいかないスリム目なパンツ(イギリス英語で言うとトラウザーズ)2本をUNIQLOで買い、それに履き慣れたスニーカーを着回しのベースにすると決めて渡英しました。期間も半年だけでしたし、季節も春から夏の終わりだったので上記のラインナップで問題なく過ごせました。
日本での生活と同じように、着慣れた服を着続ける日常そのままを持っていきました。朝、悩まなくていいですしね。
半年間、同じ色のシャツと同じ色の防水ジャケットを着続けたので、友人からははぐれても見つけやすいと評判でした。というか遠くにいても発見されたりするくらいトレードマークと化していました。
それもそのはず、結構ハデな色の防水ジャケットを買っていったんです。
留学情報サイトに載っていた「イギリスでは街灯が少なく、車の運転が荒いため、夜危ないから目立つ色のアウターを着て自衛しましょう」という内容の記事を鵜呑みにしたからです。
結果としてブライトンはそんな暗くなかったですし、私はローカルの人たちより明るい服を着ていました。
それより同じ服を着続けた唯一の弊害は、留学期間中のどの写真を見返しても同じ服を着て写っているため、変化が乏しいことくらいでしょうか。
時系列をシャッフルされた自分の写真を見せられて「正しく並び替えよ」と問題を出されても間違えるかもしれません。これもまあ些末なことですね。
という具合だったので、私は留学中に服を一着も買い足しませんでした。
(Dr.MartensのMade in Englandのブーツだけ帰国直前に買いました。)
周りの友人や留学仲間たちは、結構おしゃれを楽しんでいたと思います。
おしゃれ感度が高い人はロンドンのブリックレーン(Brick Lane)を散策したり、王道のオックスフォードストリート(Oxford Street)でショッピングを楽しんでいたようです。
でもそんな毎度毎度ブライトンからロンドンまでお金と時間をかけて行ってられませんので、今回の記事ではブライトンで普段使いのちょっとした買い物ができるスポットを紹介したいと思います。
ブライトンで洋服が買えるスポット4選
1.プライマーク PRIMARK
イギリス滞在者には言わずと知れた、イギリスのしまむらと呼び声高いファストファッションブランドです(アイルランドの企業なので、正確にはアイルランドのしまむら)。
圧倒的に安い洋服だけでなく、日用品、おもちゃ、家具なんかも売っていたりするので、イギリス人の生活を支える生活総合ブランドとも言えます。
靴下に穴が空いたから買い替えたいとか、暑くなってきたから薄手のパンツ(トラウザーズ)が欲しいとか、こだわりがなければとりあえずPRIMARKに行けばなにかしら安く手に入ります。
ブライトンのPRIMARKは3F建てで大きいです。なんでかわかりませんがエスカレーターやエレベーターが頻繁に故障していました。
2.チャーチルスクエア Churchill Square
ブライトンの賑やかなエリアのランドマークとなっているショッピングセンターです。テナントにH&MやZARAなどが入っているので、PRIMARKで気にいるのが見つからなかったら寄ってみる場所です。
フードコートは地元の若者や留学生たちで賑わっています。どこも変わりませんね。
チャーチルスクエアは、建物の目の前がバスの乗り換えポイントにもなっているので、用がなくても待ち合わせ場所として行く機会が非常に多いです。
(当たり前ですが)建物内にはトイレがあるので、いざという時に頼れる存在でもあります。
ただ、日曜日の営業時間は夕方の5時までで、買い物中でも容赦なく追い出されますのでお気をつけください。
なお日曜以外の営業時間は月〜水は6時、木〜土は7時までです。
3.ノースレーン North Laine
かつては工業地帯でスラム化していたというエリアを再開発したのが、ここノースレーンです。小さい路地に所狭しと個性的なお店が立ち並んでいて、高円寺の純情商店街や吉祥寺のハモニカ横丁みたいな雰囲気です。
日本でも見かけるTHE BODY SHOPの1号店は、この地で1976年にオープンしました。
洋服や雑貨以外にも、スパイス専門店、ソーセージ専門店、レコードショップ、カフェ、本屋、トイショップ(子供向けも大人向けも)、コメディ劇場などがあるので、フラフラ歩き回るだけでも楽しいです。
ちなみにペニーレーンなんかで有名な”小道”という英単語は”Lane"ですが、ここは”Laine"です。かつてここが農地だった頃の古い英語の知名に由来するそうです。
4.ザ・レーンズ The Lanes
ノースレーンはその名の通り街の北側にあるのですが、ザ・レーンズはその反対、南に下って海に行く途中にあります。
こちらも迷路のような狭い路地に個性的なお店があります。広い道には評判のいいレストランもあっていつも賑わっています。
というか今の今までこのエリアがザ・レーンズという名前だったことを知りませんでした。
ブライトンはロンドンに比べたらはるかに小さい街ですが、小さいながらもいろんな人のいろんなこだわりを垣間見れるので楽しいですよ。
ではまた。
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