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[#31] ブライトンの映画館事情

前回の記事で、語学学校の授業ではメディアやエンターテインメントの話題が出てくる、と書きましたが、映画も例外ではありませんでした。

ディズニーやハリウッドの有名作は、世界中全員観てるでしょ、というテンションで授業でも雑談でも話題に出てきます。
例えば、台湾人の友達から「ジョン・ウィックまじ強いよね」とか、スイス人のクラスメイトから「ヒックとドラゴンは大名作だよね!」とか、それぞれ同意を求められましたが、私は両方とも観ていないのでわかりませんでした。

サンプルの母数が2つなのに主語を大きく言うのもおこがましい気がしますが、みんな映画好きなんだなあ、と思う場面が多々あり、Netflixの世界的大流行も頷けた気がします(主にはコロナ禍の影響だと思いますが)。Stranger Thingsの話題も、先生がみんな観てる前提で話したりしてましたしね。

このように世界共通の娯楽である映画。
ありがたいことに留学中に友達から「映画観に行こうよ」と誘われる機会がありました。(ちなみに”映画”は、イギリス英語だと”film”、アメリカ英語だと”movie”と言う人が多いと習いました。)

ブライトンには映画館が2つあります。
一つは街の中心地に、もう一つはブライトンマリーナと言われる街の中心地から少し離れたショッピングモール内にあります。

街の中心地にある映画館は、ODEONというイギリス国内で100店舗以上を展開する映画チェーンが運営しています。

ODEON Brighton

https://www.odeon.co.uk/cinemas/brighton/

映画館の入り口で買える当日券は確か£15/人くらいで、事前にオンラインで買った方が少し安くなります。

システムは日本の映画館と99%変わらず、チケット買って、チケット見せて、中に入って、座って、上映前に予告観て、本編観て、終わったら帰ります。

違う1%の部分は、日本の映画館はカーペットで床がふわふわしていることが多いのですが、ODEON Brightonの床は硬いです。
あと、前の回のお客さんが落としたポップコーンとか空のペットボトルが転がっています。そして周りのお客さんは映画上映中でも平気で喋ります。(これはたまたまかも。)

海外から見た日本はキレイだとよく言われますが、こういうところかなあ、と誰のかわからないペットボトルが足元に転がってきた時に思いました。

そういえば、エアコンがないイギリスにしては珍しく、ODEON Brightonはエアコンがガンガンかかっていたので寒かったです。これから行かれる方は覚えておいた方がいいです。

私にとっては街中のODEONの方がアクセスが良く、マリーナの方は行かなかったのでそっちの詳細はわかりませんが、システムはおそらく一緒です。マリーナ内にはゲームセンターやボウリング場などもあるみたいですよ。ららぽーとみたいな感じですかね。

Brighton Marina


ちなみに私が観たのは、ちょうどその時公開が始まったMARVELシリーズのドクター・ストレンジの2作目"Dr.Strange in the Multiverse of Madness”。留学して1ヶ月経たない頃に字幕なしの超ハードモードで観たのですが、わかったのはドクター・ストレンジとワンダがなんか揉めてるということだけで、ディティールはさっぱり。ただサム・ライミ監督の悪ふざけと悪趣味全開な映像は楽しめた記憶があります。

その2ヶ月後くらいに別の友達から”TOP GUN MAVERICK”に誘われたので、今度は前回の反省を活かし、あらすじからネタバレまで全てを事前に頭に入れて観に行きました。今度も字幕なしの超ハードモードでしたが、会話はわからないながらもストーリーは追えたので映像をそこそこ楽しめました。しかしコミカルなシーンでみんな笑っている時に、自分だけ解らずポカンとしていたのが寂しかったです。

いやあ、映画って本当にいいもんですね。
それでは、ではまた。ではまた。ではまた。

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