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【青森ひとり旅】1日目:出発

2019年9月1日。
旅のはじまりは山形駅から。
ここを始点および終点として、日本海に沿うように電車を乗り継ぎ、最北は青森県五所川原市にある金木(かなぎ)駅という場所まで行ったのち、内陸部を通って弘前駅→秋田駅→山形駅と戻ってくるルートを採りました。

(青いポイントが金木の大まかな位置。弘前や青森よりも北に位置します。/Googleマップより)



山形ー新庄ー秋田間の所要時間は約4時間半。
以前秋田へ遠征したとき(下写真/2018年3月撮影)も同じルートで行ったので、この辺りはまだ見慣れた風景です。

電車を乗り継ぐ長旅。こういうときは大概お供に本を持っていくのですが、今回は青森の文豪・太宰治の「津軽」、「斜陽」「桜桃」をはじめとした七編入りの文庫本を携えてきました。
まあぜんぜん読み終わらなかったんですけどね。

そんなこんなで秋田駅へ到着。
ここで絶対に見たかったのがこちら。

駅のホームで行われるなまはげ太鼓です。

秋田駅の2番線では、このあと乗る "リゾートしらかみ" という列車の発車時刻に合わせて、年に十数回、限られた日にだけ披露されます。
たまたま披露日と旅程が被っているという偶然。嬉しい。

時々写真も撮りつつ夢中で見ていたら、なまはげが動画を撮りまくるお姉さま方に対して「スマホばっか向けてねえで見ろ!」と凄い勢いと訛りで声をかけていました。
ごもっともなんだけど、話していいのか、中の人。

迫力ある踊りと太鼓を生で見れたこと、大変貴重な体験になりました。

次回はこの旅行の主軸となる、魅力たっぷりのローカル線について。

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