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【青森ひとり旅】1日目:夢の五能線

秋田駅に到着し、なまはげ太鼓も見たところで、いよいよ青森県へ入るための電車に乗り込みます。
電車の名前は "リゾートしらかみ" 。
1日目のメインのひとつとなる観光列車です。

リゾートしらかみとは
全席指定の臨時快速列車であり、現在「くまげら編成」「青池編成」「橅編成」の3編成が走行中。
三味線演奏、語り部などを行うイベントスペースや展望室を備えた車両がある。
また特定の駅で一時停車を行い、フリースロー体験(能代駅)や景勝地観光(千畳敷駅)などをすることができる。

(バスケの街 能代/ひとり一回ずつフリースローをして入れば景品が貰える。駅のホームでフリースローという非常にシュールな光景…。ちなみに私はボール入りませんでした。ノーコン。)

3車両のうち、今回は青池編成の車両に乗ることに。
アイキャッチに使っている写真が青池編成です。
内装も綺麗で凝ったつくりとなっています。写真撮っとけばよかった。
電車の内装をはじめ、運行情報等の詳細はJR東日本リゾートしらかみの公式HPを参照。

そしてそして。
この電車が走る路線こそが、青森旅の発端となった路線・JR五能線です。

五能線とは
路線距離147.2km、東能代駅~川部駅までの全43駅からなるいわゆるローカル線。
観光列車のリゾートしらかみはもちろん、一般車両も通る。
下図をみて分かる通り路線の約2/3を海岸線に沿って走るため、電車の中から日本海を存分に楽しむことができる。

(旅行で使った自作の路線図。大雑把かつ見づらいのはご愛嬌で。)

私はネットでみかけた五能線からの景色をどうしても見たくてここまでひとりで来てしまいました。
そして、せっかくなら行けるところまでこの電車を乗り継いで行きたい。
そう思い、使い勝手の良い青春18きっぷを使うことにしました。
無論、景色だけのためにこの路線を選んだわけではありませんが。

さて。
五能線の起点は東能代駅。

そしてここから少し乗れば待望の日本海を望むことができます。

電車の中から見た景色とは思えない壮大さ。
波に打ち付けられ荒々しく削れた岩石群。
それらひとつひとつは色も形も違います。

目まぐるしく姿を変える海岸線。
目的地に着くまでは、飽きもせず、窓に貼りつくかのように見ていました。

そこには、言葉では到底表しきれない感動がありました。
まさしく夢にまでみた五能線。
ちょっと泣きそうでした。

なぜここまでして惹かれるのかは分かりませんが、ただただため息が出るほど美しいことだけは確かです。


次回は途中下車して国立公園と世界遺産へ。

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