【発達障害のトリセツ】たった2枚の写真でわかる日本人の「●●オンチ度」
皆さんは気の長い性格でしょうか。それともせっかちな性格でしょうか。
このnoteで「発達障害とADHDがいい感じにまぶされている」などと言っている関係上、自分は超せっかちであります。とにかく並ぶのがきらいで、人気のないところや空いているところを必死に探します。
それにしても、とにかく日本人はあちこちでよく並んでいますね。メガバンクのATM、居酒屋の順番待ち、タピオカミルクティー屋、とにかくありとあらゆるところで列に並んでいるのです。いったいどこまで暇なんでしょうか。「働き方改革」とやらで、時間が余っちゃってるんですかね。
それはそうと、僕が最近みつけたのは日本人の弱点を象徴的に表している場面に遭遇したのです。「遭遇」といっても街中ではよく見かける光景。お昼どきのコンビニです。
実は2枚のコンビニの写真から、なんと日本人の「●●オンチ度」がわかってしまうことに気づきました。
本日は、日本人の失敗を恐れる姿勢と周りの目を気にする性質を良く表しているこれらの写真をみながら、これからの日本人の行く末なんかに思いをはせちゃったりしてみます。
写真①:コンビニのセルフレジ
最近ではコンビニでもちょいちょい見かけるようになってきた「セルフレジ」。でも、まだ本格的に取り入れているコンビニは少ないですし、ましてはAmazon Goみたいに、店員が誰もおらんなんていう店は、日本では皆無ですね。
写真②:有人レジに並ぶ人の列
うって変わってこちらはコンビニレジに並ぶ人々の列。
「うわぁ、今日も結構並んどるなぁ。みんなもうちょっと時間ずらせばいいのに」とついつぶやいてしまうような光景です。こんな場面は平日のオフィス街では毎日繰り返されていますが、この光景を見てわかることはありますか?
セルフレジさえ試そうとしない=「ITオンチ」の象徴
セルフレジはほとんどだれも利用しておらずガラガラなのに対して、人が応対する通常のレジはやたら混んでいるのです。
たかが昼食のパンとコーヒーを精算するぐらいでは、有人だろうが無人だろうがレジならどこでもいいはず。むしろ有人のほうが並ぶだけ損ってもんです。セルフレジっていったって、バーコード読み取らせてカード決済するだけですよ?3分で精算完了で、並ぶこともありません。
なのになぜ人のいるレジに行こうとするのか?
この何気ない光景にこそ、そうした新しいものや仕組みに恐れをなして、試してみようとしない今の日本人の姿が表れているように思うのです。
「誰もいないレジでうまくいかなかったら恥ずかしい」
「失敗したらまたレジにならびなおさなければならない」
大方そんな考えなのでしょうが、そのような腰の引けた人間が、仕事において何か大きな成果を出せるとでもいうのでしょうか?
私たち日本人はいまだに東南アジアや中国・韓国を自国より下に見ていますが、キャッシュレスの普及率を考えてみてもわかるように、とっくに追い越されていることにまだ気づいていないのです。そしてその原因は、こうした新しいものにチャレンジせず、伝統や前例を金科玉条のように崇め継承していく保守性にあるのではないでしょうか。
★★★
PayPayが引き金となって、日本もあっという間にキャッシュレス時代に突入しようとしています。先ほどのセルフレジでも、現金しか持っていない人は使うことはできません。これから私たちに押し寄せるデジタルの波に巻きこまれておぼれないように、もっとデジタルのことを勉強しておいた方が良さ良さそうですよ。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。