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エッセイ | 習慣と信頼

私は読書が好きなのですが、たくさんの本を読むタイプではないのです。
好きな作家を見つけては、その作家の作品を読み漁り、内容を忘れてきたあたりで再度読むようなかたちです。

小説を読んでいると、その世界の中に自分が入っているような気持ちになれ、特に1日や2日で読み切るような速度で読んでいると、本当に自分が作品の中にいるような気持ちになれるのです。
爽快な作品だと気分も良くなりますが、悲しい作品だと自分まで悲しくなります。日常生活に戻っても小説の世界観に想いを馳せながら懐かしむのが好きだったりします。

小説を読んでいると多くの面白い作品に出会えます。
あらすじから結末まで全て覚えてしまうような作品もありましたが、登場人物のセリフを覚え、ふとした時に思い返したりする作品が1つあります。

『人間の最大の武器は、習慣と信頼だ』
(ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎)

小説の中でこう発言されていたかはどうあれ、内容は上記のとおりです。
生活をしている中で、仕事をしている中で、自分で思う以上にこの言葉を反芻しています。
何かに役立っているかと言われると何とも言えませんが、私は仕事柄、人の習慣についてはじっくり考えています。
どんな人でどの様な習慣があるかを考えると人物像がしっかりしてきます。
また、自分の生活についても習慣づけることで考えなくても行動できるので楽になれます。シングルタスク人間には余計なことを考えずに習慣化させることが重要なんです。

信頼について、これは少し難しいですよね。
相手に信頼してもらうのはある程度のところまでは獲得できると思いますが、自分が他人を信頼するとなるとかなり難しい。特に自分の下の人に対して考えると私はまだまだできていないですね。

まあ、何を信頼するかにもよりますが、人間の最大の武器が習慣と信頼であれば、それは潜在的に発揮されるものかもしれないですね。


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