見出し画像

【日記】今日もSNSを見て凹み、音楽に助けられる。

SNSって自分よりすごい人の宝庫だから、
眺め続けてると本当につらい気分になるときありませんか。

最近自分と同じ歳くらいの人が、
インスタでフォロワーたくさんいたり、
Twitterで仕事の報告してたり、
なんかもーほんと嫌になります。

たぶん嫌になるのは
「世の中にはこんなに成功している人がいるのに、私は……私は…………」
って気持ちがあるからだと思います。

ここまで、特別変わったことも言っていない。
普通の、よく見る、よくある現象ですね。
それがまた悲しいです。

***

成功者(何をもってして成功と言うのか定かではない)のエピソードとか、
「新卒のときは失敗しました」とか、
「ブログを見た出版社の方に声をかけてもらって」とか、

どーでもええんですわ。

きっと発信者の方はそんなつもりなく、
ただ起こったことを時系列順に話してるだけなのに、

「ハイハイ、個人でブログ頑張ってたら見つけてもらいました〜ってやつね。そんなの私縁ないから。見つけてもらう?才能ある人があふれてるこの時代に、私に声かかるわけないから。」

「まぁブログなんてやってませんけど?noteをこうやって書くので精一杯ですけど?」

と、心の中で悪態をつく私。

SNSを見ていると、
そんな人ばっかりごろごろしているので
精神衛生上よくないと思いつつ、
今日もTwitterやインスタ徘徊するのを止められません。

***

しかも最近、noteを開いても
「あなたへのおすすめ」と言って、フォローしていない人のnoteがたくさん上がってくる。

もちろんnoteの運営さんは、
「あなたの好きそうなnoteを見つけたよ!これ読んで新しい発見してね!」
みたいな意味で、そういった機能を実装してくれたんだと思います。(詳しくは知りません。)

最初はそれこそ、
読んでいて面白いnoteを新しく見つけたり、
いいな!と思った方はフォローしにいったり、
楽しんでいたのです。

でも最近はその上がってきたnoteでさえ、
「スキ」の数を自分と比べてしまう。

note公式Twitterでは、
「本日のおすすめnoteは○○さんの〜」が
けっこうな頻度で上がってくるし。

いやいいんですよ。
他の人のnoteはすごく面白いし、
読んでると勉強になるし、
凝り固まってる自分の考えを破壊してくれるようなものが多いし。

(何でも書いていいんじゃーん!って元気になります。)

何よりnoteの治安は、
他のSNSに比べたら格段によいです。

私もnoteの特有の静かな雰囲気はすごく好きで、
これからも見続けるし、読み続けようと思っていますが、

最近どーにも
「つれぇな……」

と感じてしまう日々です。

***

そんな私がここ最近よく聴くアーティストは、
SAKANAMONです。

辛いことが特段あったわけでもないのに
なんとなくモヤモヤしたり、

若さゆえに「これでいいのか?」
と漠然とした不安にさいなまれたり、

「才能のある人はいいよな」
と他人をうらやんでしまうときなど。

SAKANAMONの歌詞は、そんな精神面での
「あるある」に寄り添ってくれる感じです。

とっくの前に知っていた
いっつも何か浮いていて
待ってくれって着いてった
結果ぼっちの終着点

(SAKANAMON『TSUMANNE』)

自信がない
勝つ気もない
負ける気もない
何て訳無い

(SAKANAMON『アリカナシカ』)

自信を持てば成功か
勝つ気で行けば優勝か
人望があれば善人か

何て訳無い
何て事ない

(SAKANAMON『アリカナシカ』)

下らない綺麗事に感動していればいい 
だけど僕はそんな馬鹿じゃないから

(SAKANAMON『クダラナインサイド』)

なんでしょうね、この

「『何者かにならなければ』という漠然とした不安を抱えた、現在20代前後の若者に捧げる、ぱっと見ポップなロックだけどたしかに柔らかいナイフを心のど真ん中にぶっ刺してくる」系アーティスト。

(※超絶個人的な見解です。)

「わかる」とも「僕もだよ」とも
言ってくれはしないけど、
ただ「僕の歌」として歌って、奏でてくれる。

私はそれに勝手に共感して、
元気をもらったり、ただ寄り添ってもらったり。

その距離感がいいなぁと思います。

どんなうだつ上がらない今までも 長いフリだと思うんだよ
でかいオチが待っているだろう 今は精々のたうち回れ
そんなんで丁度良い
何時か笑っちゃうんだ そんな僕等は

(SAKANAMON『クダラナインサイド』)

このフレーズをつぶやいては、
「よっこいしょ」と重い腰を上げて
仕事へ行くのでした。

***

止めないずっと繰り返せば
いつかきっと報われてさよならって
事実無根纏って命を削る

(SAKANAMON『カタハマリズム』)

仕事終わりの一杯ならぬ
「仕事終わりの一曲」。

日々の思うことを綴ります。エッセイ大好き&多めです!