イシュマエル・ノヴォーク

架空の書物を架空の人物が記したもの。

Duke Ellington Sound's of Love

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3.Oct.2020 at Bar Nasa Piano Solo written by Charles Mingus

アルトゥーロ・コジマ 『↑↓』

 墓を暴くことは、いつの時代においても眉をひそめられることだが、これは時と場合による。たとえば、裁判所が許可をすれば、書面にサインがされれば合法的に墓を暴くこと…

ランプレイ・クエリャル 『エル・リオ・エテルノ』

 物語はこのようなものだ。  スペイン生まれのメルコール・ディアスは命知らずで、人々が愚かしいと感じるようなことに血道をあげる。たとえば、人跡未踏の地を踏みしめ…

バリオ・デルスロ 『ねぼすけダダイスト』

 私が新聞社に勤めていた頃、毎日のように電話で誤字を指摘してくる男がいた。当時の新聞は誤字を見つけて指摘することで、わずかな謝礼を支払う習わしになっていたからだ…

イシュマエル・ノヴォーク『ピンボールタッチ』

 本短編の鍵はタイトルの通り、ボウリングである。物語の舞台は二〇〇〇年代初頭のアメリカ、ロサンゼルスのイングルウッド。主人公はウルピオという中年男だ。  物語は…

バロ・チャベス 『蟹の甲羅』

 物語はこのようなものだ。主人公であるバルトロはケチで臆病な男で、泥棒であるにもかかわらず盗む品物は値打ちのないものばかり。バルトロは泥棒としての才はあるが、金…