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【10分師匠】「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」〜永守重信〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

さて、今回の師匠は永守重信さん。
永守さんは日本電産株式会社の創業者で、同社は現在「ニデック株式会社」と社名をご変更されております。

永守さんのお話を読んで、"思い"や"信念"が生み出すパワーは、本当に計り知れないなと思いました。今回は物事に取り組むにあたっての気持ちの持ち方についてのお話です。

永守さんがおっしゃる結論としては、「人生というのは、自分が信じた通りになる」ということです。どういうことかというと、自分が思っていることでも当然簡単には実現できませんが、ましてや思ってもいないことが実現するはずがないということです。だから信じた通りになるんですね。ちなみに、永守さんはこの言葉を色紙に書いて、目に見えるところに置いているそうですよ。

創業まもない頃の日本電産は、なかなか仕事がもらえなかったそうです。やっと受注できた仕事があっても、他メーカーがやりたがらない厳しい要件の案件ばかり。技術者に案件の説明をすると、「絶対無理です。」とよく言われていたそうなんですね。

そんなとき永守さんは社員を立たせて、「出来る出来る出来る・・・」と100回唱えようと言うそうです。

100回行った後、社員に「どう?」と聞く。
「いや出来ません。」と言われる。

今度は1000回言う。

これをすると、不思議なことに出来る気が湧いてきて、かなり高いレベルの製品に仕上げられたそうなんですね。こうやってきたからこそ、日本電産の技術力は蓄積されたんだともおっしゃられています。

やはり物事に取り組む前に「自分は出来る」と思うことは、とても大事だと思います。このお話を読んで私が感じたのは、物事に取り組むときに「自分は出来る」という気持ちにさせておくことも大事じゃないかということです。そのためには、鉄笛的な準備が重要になります。

例えば、上司に自分の企画をプレゼンするとき、全く準備していないと当然「あぁ、失敗してしまいそうだ」と嫌な緊張を生んでしまいます。しかし、徹底的に準備と練習をしてプレゼンに臨めば、「こんなにやってきたのだから、自分は絶対出来る!」と思えますよね。

声に出すのと合わせて、自分は出来るんだという自信に持っていくための行動も積極的に行っていきたいなと思いました。

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