桃色の雲

何百年ぶりの 外歩きだろう
ひどい風で 恐ろしいほどの花弁が踊る
清々しいほど しずかです この街は 今

明日のことは明日のことです
何百人がかつて歌った
昨日のことは昨日のことです
忘れることなどできないけれど
付けっぱなしの日常 消そうとしてやめました

西の空には桃色の雲 目指して歩いてゆこう
西の空には桃色の雲 目指して歩いてゆこう
耳が痛い 千切れそう 心は脆い 千切れそう
西の空には桃色の雲 目指して歩いてゆこう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?