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夢の手放し方|もっと気楽に考えた方が良い

今日は、夢をかなえるゾウ4ガネーシャと死神から学びを引用したいと思う。この本は0~4の5冊で構成されていて最後の本である。

死神という物騒な神がついている。だが、自分はこの最終巻が一番好きだ。最初の方の巻は、夢を実現する方法で特に若い方向けの印象が持てる。

最後のこの巻は、余命宣告された人がが主人公。いつもよりも重い内容だが、それでも夢を限られた時間でかなえる方法が書かれているので、短期集中で夢に集中する方にはおすすめだと思う。

最ものだいご味は、夢の手放し方が書かれている点だ。もともと命は限られている。それが余命宣告された場合、もっと切羽詰まる状態になる。

かなえられる夢があれば、かなえられない夢も当然ある。幸せになりたいのであれば、かなえられない夢は手放すという方法も学ばなければならない。それがあると、やるべきことに集中できるので、これは自分を楽にして幸せにしてくれる教えだと感じた。


夢を持つとは最近のこと|夢を持つことを当たり前と思うなかれ

夢をもって生きる。夢に向かって生きる。その逆が絶望感。夢も希望もない状態。

さて、人はいつから夢を持つようになったのだろうか。

夢を叶えた良い事例は伝記である。図書館には過去の偉人の伝記がずらっと並ぶ。今まで人がなしえなかったことを成し遂げて功績をたたえられた人たちだ。

この伝記には、夢を語る上で重要な共通点がある。それは、皆、ここ数百年に生きた人たちの伝記しかないことだけである。なしえなかったことの実現、画期的な発明などは人類が登場してからずっと繰り返されてきている。それらは伝記になってない。

つまり、何かを強く願って達成する人がえらいとされる観念はここ最近に形成されたことなのだと。

夢とは何かを強く望むこと|つまり、何かを手に入れていない今を強く否定すること

夢を持つことは良いこと・・・と今はされている。

周りを見てほしい。将来の夢は何ですか?よくある質問である。これに対して将来の夢がある人はすばらしく、ない人は気力がないなんて評価をしてないだろうか。

小さな子供が、将来の夢を語るとき微笑ましく、夢なんてない言ったものなら若いのになんで?という考え方をする人も少なからずいると思う。

しかし、この夢を持つということは、ここ数百年のうちで形作られそれが良いとされてきていた。それまでは夢を持つことなどしていなかった。むしろほかの動物と同じように今を生きていた。今に充実を見据えていた。

夢は強く望むことなのだが、望むということは今を強く否定することを意味する。強く否定すると、今の自分はダメだとなる。そこで踏ん張ってバラ色人生になれば何か達成感が出るのだろうが、そうならない場合は苦しみになる。

夢を持つことで不幸になるなら、手放すことで苦しみから逃れられる考えも大事

夢を持つことが悪いというわけではない。夢にはかなえれる夢とそうではない夢がある。かなえられない夢を抱き続けるのは、苦しみだけ増えて結局幸せから遠ざかることも十分にあるのだ。

だから、夢をストレス少なく手放す方法は、今より幸せになったり、自分がもっとも大切にする夢に集中するためには手放す方法も必要なのだ。

#3行日記

夢をかなえるゾウ4を読んで、希望が奪われることが、持ってないことからではない。奪われるから生じると書かれていた。確かにその通りだと思う。何かを奪われたり、なくなったりすると、それが苦労して手に入れたものであるほど悔しく、悔しすぎて気力がなくなることもある。

そうならないためにも、夢の手放し方をよく学んでおくことが大事だと思った。

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