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俺たちの箱根駅伝を読んで|逆境をはねのけて勝利を掴む素晴らしさとかっこよさがいいなと思う

俺たちの箱根駅伝を読みました。池井戸潤さんの作品で上下巻に分かれています。読んでみての第一の感想は「箱根駅伝ってこんなにも奥深いものなんだ!」と思ったことでした。

本書を読むと、箱根駅伝を知らない方にもその魅力が伝わり、もしかしたら来年の箱根駅伝は見てみたいと思うかもしれません。

ネタバレにならない程度に(とはいえ多少漏れ出ていますが)本書の解説をしたいと思います。かくいう自分も、本書に感化されて是非とも来年の箱根駅伝は見てみたいと思いました。


上巻は出場までのエピソード、下巻は鬼気迫る箱根駅伝の物語|走る側と実況側がそれぞれ繰り広げる真剣勝負

本作品は上下2巻に分かれています。上巻は主人公たちが箱根駅伝に出場するまでの物語です。タイトルからして厳しい予選を勝ち抜いて、本選の箱根駅伝を走るイメージがありますが、そこは違い、それこそこの著書の面白さです。

実は、箱根駅伝は関東学生連合チームという特別枠があり、予選に通過できなかった学校から有望選手を選抜した混成チームが存在します。そこに入って奮闘する物語です。そこに至るまでの経緯が描かれます。

そして下巻は、本選に出場し激しいデッドヒートを繰り広げます。

また、選手側の物語では、走る人とそのコーチや監督の人間模様があります。箱根駅伝は往路・復路と合わせて10区あります。10名という結構な人数でタスキをつなぎます。

そして、正月の風物詩である箱根駅伝はテレビ放送だけで1000人以上方々の協力のもと撮影・実況・放映されます。その舞台裏のやり取りも見逃せません。

マラソンよりタフで勝つのが難しい箱根駅伝

箱根駅伝は当初、リレーの長距離版の程度で考えていました。箱根駅伝をしっかりは見てなかったのですが、とにかく長いなぁと思うだけでした。

しかし、本書を読み、箱根駅伝のことに触れれば触れるほど、とても勝つのが難しい競技なんだなと本書を通じて改めて感じることができました。

マラソンは42.195キロを約2時間強を使って競技します。個人の勝負ですので、それをサポートする大学や実業団も有望な選手をスカウトするだけで勝率が上がると思います。

一方箱根駅伝は片道100キロ超のロングコースをこれを往路5区、復路5区の合計10人で走ります。一人の受け持つ距離は20km以上。コースの起伏や天候・気温は異なりますので、それぞれのコースに向いた選手の選出に勝負が分かれます。

各大学も速い選手を数名ではなく10名準備しなければなりません。

多くの有望選手を獲得できるのは、知名度と資金力のある強豪校ほど有利で、そうではないチームの勝つ可能性はなかなかに低くなる競技といえるのではないでしょうか。

コースの特徴などはこちらのサイトがわかりやすくでておりました。

関東学生連合チームでの勝利に向けての物語

本書は、関東学生連合チームでの物語です。箱根駅伝は全国のイベントと思いきや関東だけのローカルイベントです。

参加できるのは関東学生陸上競技連盟に加盟している学校159校のうち20校が選抜されて競技をします。プラス関東学生連合チームという、選抜されなかった学校から10名を選抜する混成チームで挑まれます。(ただし2024年は全国イベントにした関係で、出場枠も多く関東学生連合チームはなかったようです)

関東学生連合チームは名前からして強そうに見えて、実際はそうではないようです。考えてみれば、学校も違えば考え方もそれぞれ違います。急なる寄せ集めチームなので士気も高くありません。そろっての練習もなかなかに難しいのです。

そして、何とも悲しいのはオープン参加なので、順位をつかなければ、記録もつきません。それが士気を上げられない要因の一つにもなっています。

そんな関東学生連合チームで、いかにチーム作りをしてレースに貢献していくかの物語です。

まとめ:来年の1月は箱根駅伝をみてみたい

本書を読むことで、箱根駅伝を単なる毎年新年の恒例行事とみず、レース自体に興味が湧いてきました。たしかに長いレースとなりますがここには、勝つためにたすきを渡す若き学生たちの真なる姿が映し出されるのを見てみたいと思います。

真なるものの姿。これは本作のテーマでもあります。

#3行日記 :昨日はずっと家でした

ずっと家に引きこもっていました。エアコンを利かして電力を使って。
どうも自分は旧作を見るのが好きみたいです。アニメでドラゴンクエストをみました。

ぼくは、u-nextで見てますが、どうやらYouTubeでもみられるようです。公式ではないので、著作権の関係でいつまでみられるかわかりませんし、全部あるとはかぎりませんので自己責任で!

鳥山明作ですので、当時から名作の香りがします。昔のアニメは1年くらい通していたのですよね。今は合計1年くらいは放送しますが、期が分かれるのでぶつ切り感があります。昔は統一感があっていいですよね。時代ですけど。(※鳥山明先生については、ご冥福をお祈りしたくおもいます)

昔は思わなかったのですが、今見ると「ヤムチャが主役なんだ!」感想です。1988年にドラクエⅢが発売され、1989年~1991年に放送されているので、ドラゴンボールZの放送開始のタイミングと被ります。

今では、ヤムチャは、やられキャラの代名詞みたいになって、「ヤムチャしやがって」と弱いキャラクターの代表のようになってしまってますが、当時はそんなことなかったんだなぁと懐かしく思います。

この格好がどうとか言っていて、知っている人は多いと思いますが、オリジナルもどうぞ!予告編なのに、フラグがビンビンに立ってるっていったい

しかし、ヤムチャの声優さんは、古谷徹さんです。アムロですよ。星飛雄馬ですよ。ペガサス聖矢ですよ。主役もたくさんなのに、なんでこうも弱いキャラクターになっちゃったんでしょうねぇ。

#1年前 :怒りについて語っていました

当時は、怒りについて熱く語っていたようです。人は怒ります。けしからんと!しかしそこには、うらやましい~、自分だってそうしたい。という願望がある場合があるそうですね。たしかに考えてみれば、うらやましく思って怒り感情がわいてきたことあったような気がします。

当時は芸能人の不倫問題で燃えていたようです。ホリエモンのド正論は今聞いてもその通りだと思います。しかし、いったい誰の不倫報道だったのでしょうか。全然覚えてません。そんなものなのです人の噂とは。世の中の人は自分に集中しているので、他人のことはそんなに眼中にない良い例かもしれませんね。

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