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小説もいいね|ビジネス書・自己啓発書にはない表現の学び|起承転結、冗長表現、それこそが物語に深みを与え頭の中に情景が描ける

今長編小説を読んでいる。村上春樹著のねじまき鳥クロニクルです。

上記のように3部作。正直、読むのが大変なのでオーディブルで聞いております。オーディブルがなければ、量の多さにきっと手にも取らなかったと思う


1.5~2倍速で聞いておりますが全部で30時間くらいかかる超大作。
読むのに時間がかかる自分には、通勤時間のフルを使って聴講中です。

今週には聞き終わる予定です。

今日は小説の良いところ3つを書いていこうと思います。

1.読んでいて楽しい

普段読書を良くしてます。しかしビジネス書や自己啓発書が多いです。それら書籍は生きていく上で大変役立ちます。とはいえそんな本を片っ端から読んでいくとちょっと疲れる・飽きるのです。

そんなときに、小説を読むと物語自体が楽しい。ストーリー的に次はどうなるのだろうと気になり、はらはらしてきます。

こういった想像を介した脳への刺激は、動画を見て得られる刺激とはことなって脳が活性化されるような気分がします。

2.ビジネス文書にはない、引き付ける表現を学ぶことができる

私はビジネス書や自己啓発書を読むことが多いです。仕事で給料を増やしたり、副業でお金を稼ぎたいので、積極的に読んでいます。

その本の中には、生きる上や仕事を効率する方法がたくさん書かれているのですが、なぜかノウハウ的なことが多いです。それを得ようと、ビジネス書では何か得よう得ようと読むのでガツガツ感満載で読んでいます。

小説は、物語を純粋に楽しむので、先ほどの楽しさの中に、こんな表現ができるのか、比喩がうまいなぁ。と学ぶべき表現の宝庫となってます。

たとえば、ぐっすり寝ているの表現に、「材木のように寝ている」と書かれていました。本当に熟睡しているのだな。と思いました。

こんな表現を学べるのも小説の良いところと思いました。

3.魅力的な文章表現の幅が広がる|発見がある

読む本の中には、文章術の本も読んだりします。それら本の中には、さまざまなテクニックが書かれています。
例えば、
 ・PREP(主張ファースト)で書こう
 ・冗長表現は避けよう
 ・同じ文の終わりは2回まで
といったアドバイスです。

たしかに、これらの技術はネット上に書かれた文書には必要で、時間のない人が目を止めて情報をゲットするには必要な技術です。

しかし、このような文章に見慣れていると逆に目立たなくなります。

そんな中で、小説を読むとこれら、PREPや冗長表現や文の終わりなど常識が覆されました。

冗長表現が多いこと多いこと。ただ、冗長表現があるからこそ、情景を頭の中に思い浮かべることができるなぁ。と思いました。

小説は起承転結でよかったと思います。PREPなど出てきません。
もし、PREPで書かれていたら、ひどいネタバレですよ。笑

文章の書き方には、場面に応じていろいろなものがある!
文書術を気にすると、これはNGということも、小説なら必須などがあると学びました。

まとめ:小説を読むと心が豊かになる

小説を読むと、物語を純粋に楽しむことができ、その中でいろいろな表現を学ぶことができます。自己啓発書やビジネス書にはないことが身に着けられることができます。

読むのが大変なら、私のようにオーディブルで聞くのも隙間時間に音声で頭にインプットしてくれるので毎日の楽しみになります。

以上、読んでいただきありがとうございました。


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