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遅すぎることは何もない。今がその時|『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで

村上春樹さんの小説を読みました。本書を読んだきっかけは、『NO.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』を読んだことがきっかけです。その中に村上春樹さんの小説の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の物語が登場したからでした。

『NO.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』(作家・志賀内泰弘著)で紹介されているレクサス星が丘店が、村上春樹さんの小説のモデルになっていると書かれているから気になってしまったからです。というわけで、ネタバレが多少漏れ出しておりますが、本書の感想を書きたいと思います。

『NO.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』につきましては、読んだ感想も以前書いてますので、よろしければどうぞ。


登場人物は、赤、青、黒、白、そして田崎つくる、灰や緑もでてくるよ

多彩な色を名前に含んだ登場人物が特徴的です。特に赤、青、黒、白と田崎つくるが親友同士。この題名を別の小説を思い出してしまいます。

黒はノワールでしょ、赤はルージュ、白はブランで、青はブルーでそのままのようだ。灰は該当ないけど、緑はヴェールがいますね!

なんの小説でしょうか。そんなライトノベルのことを思い出しながら読んでいました。

突然、仲間から疎まれてしまったことから始まる謎解きの物語

物語では、つくるだけが、他の色のついた4人から疎外されてしまいます。当時はひどく傷つき、生きる希望も失いかけますが生き抜き、その謎解きの旅が始まります。

4人と出会っての過去に疎外されてしまったのは何故起きたのか。その謎解きのような展開です。果たしてすべてが納得する答えにたどりつくのでしょうか。

ここでも1Q84のオマージュが登場

まさかとは思いましたが、ここでも1Q84を思い出させる演出がされています。「小人に気を付けないといけない」、これってリトルピープルのことですよね。どこで登場してくるかは読んでのお楽しみですが、1Q84を読んだことがある方ならピンとくるような展開です。

本書を30分も読むと楽しくなってくる

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は読み始めはあまり内容が入ってきません。しかし、読み始めて30分もするともう続きが気になってしかたなくなりました。

読んで思うことは、遅すぎることはないということでした。心の中でわだかまっていることは、どんどん聞いていこうと。そして明らかにしていくと心のつっかえは意外と取れたりして、相手も救われることもあるんだと思いました。

今の自分も、今更、とあきらめていることも1つ2つではありません。そのうち一つでも重い腰を上げてやってみようと思ったのでした。

#3行日記 :最近は自転車は5キロ程度

最近は、自転車に乗れてません。どうしてもこうしてnoteを書いたりインドアで過ごす方が楽しいです。とはいえ家では自転車に乗ったりしてますが最近はめっきり走行距離が落ちてしまいました。

何か夢中になれるものがあると、また復活すると思うのですが。まぁ焦れずぼちぼち行きたいと思います。

#1年前 :とにかくリフレッシュするための昼散歩を始めたようです

このころから、1年前の今日は昼散歩を始めたようです。実際はもう少し前から始めているのだろうか。この習慣は今でも続いています。しかし、スマホは使わないから、使うに変わりました。

本を聞きながら散歩をするようになったのですね。何もなしで歩くのはやっぱり物足りなくて、片耳にイヤホン突っ込んで歩くようになりました。(両耳は危ないので)

隙間時間の一つですね。これまで以上に読書がはかどるようになりました!

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