「なぜ、あなたは他人の目が気になるか?」を読んで|ためになる教えがいっぱいでした
ふとタイトルにひかれて読んだ本があります。それは「なぜ、あなたは他人の目がきになるのか?」というタイトルの本です。
人はそれほど他人を気にしません。一番かわいいのは自分なので他人にかまっている暇などないのです。だけど、他人の評価が気になる人はたくさんいます。
ぼくも以前よりも他人の目は気にならなくなりました。でもときどき猛烈に気になることがあります。そこで本書を手に取って読んでみました。今日は本書の感想を述べてみたいと思います。少々ネタバレになっているかもしれません。ごめんなさい。
他人の目が気になるのは他人軸で生きているから
学校教育でテストで点をとり、その評価で慣れてきている。往々にして他人軸での評価です。他人軸評価に慣れているので、自分でやっていることには自信が持てず、いつしか人の評価が気になり他人軸に生きてしまっているようです。
他人軸目線だと、いつまでたっても人の目が気になる状態から脱することができません。その脱し方も本書はとても参考になりました。次のようなことがらです。
今やっていることは、自分が今やっていると認識する
世の中、他人にやらされることは多いです。すべてがすべて自分がすることで満たされるわけではありません。仕事など良い例です。たしかに自分の好きな仕事ができれば幸せですが、生活していく以上、他人の言いなりになることもあります。
でも、ひとつ工夫することで自分目線にすることができます。それが自分が今やっていると認識することです。
次の3つのことを実践します
アイメッセージ「私は、ぼくは」とつける
自分自身を養うコツの一つ目は、「私は」「ぼくは」とつけることです。
皿あらいのお仕事でも、「私はお皿を洗う」といって取り組むと自分が主体となって取り組むんだという意識が向きます。
あなた独自の自信に満ちた皿洗いが始まるのです
指さし呼称をする
仕事をすると、ついつい忙しさのあまり流されてしまいます。そこで指差し故障で確認します。
「〇〇よし!」と心のなかで呟くことで、動作一つ一つが自分のものになります。
「今を生きているか」とといかける
何かに取り組むと時間に追われたり、他人の意見に流されたりします。そこで「今を生きているか?」と問うてみるのです。自分の意志がどこまであり、どこまでが他人のためかがわかります。
仕事なのでどうしても他人のためになることもたくさんあります。ただ、そこで意識することで自分を失われずすみます。
自分が全然ない。これでは人生の無駄になっていると思ったら、最後は離脱して自分を守ることも必要になりますが、それを意識的に行うことができます。
本書では、一番の勘所は上記3つの実践のようです。
本書を読んでためになったこと
ここからは本書を読んで、なるほど!と思ったことを箇条書きに近い形で書いていきたいと思います。
目標は相互依存の状態|独立状態は実は依存している
本書では、相手との関係は相互依存の関係になろうと主張しています。
人はまず「依存」しています。親の庇護下にある子どもの状態です。
そして「独立」を果たします。
おもしろいのは独立はまだ「依存」しているのです。それは自分でなんとかしようとしている。他人のおかげで生かされているということにまだ気づいておらず、全部自分で何とかしようとしている状態です。
そして、悟りをひらいたというかそれが「相互依存」の状態です。自分の足りない部分は理解したうえで助けてもらい、自分のできるところで相手をサポートするという関係です。これこそ自分軸での生き方のようです。
自分基準で生きていると間違ったと思ったらすぐ訂正できる
自分基準で生きると、自分が間違っているか否かを冷静に判断することができます。自分の主張をどんどんしていけばよいのです。だけど人は間違います。その言動が相手を傷つけたり、不適切だったりすることはだれしもあるのです。
自分基準で生きていると、その違和感に察知する能力も長けてきます。自分の過ちに気づいたら、すぐに謝り軌道修正できること。これが信頼をえることができるのです。間違わない人はいないのです。
間違わないようにすることは、周りの目を気にしている状態ともいえます。それこそ他人目線で生きていると言えるのではないでしょうか。
正解がないことが正解|学校の授業のように正解があると決まってない
正解を求める人たちを正解主義者と言います。これは日本の学校教育の弊害なのですが、物事には必ず正解があると思ってます。
例えば仕事である問題が発生します。それを解決するための課題設定をします。その解決に向けて解決案を探ります。それ自体は良いのですが、必ず何が正解かを問います。最適解を追い求めるのです。
実際は、正解はいくつもありますし、逆をいうと最適解というのはないのです。最適解とはある人にとって最適であって、別の人には最適ではないことがほとんどです。おとしどころが最適解とも言えますが、それもその人たちのエゴのようなところもあります。
コミュニケーションは難しいのです。例えばセクハラ問題は相手の主観で決まります。自分の好きな人からは何をされても幸せですが、嫌いな人からは同じことをされたら全部がセクハラともとられます。
それを分かった上で、事に当たると少し気持ちが楽になります。
自分形成のヒントはお母さんの影響|耳は最初にできる臓器
子どもは母親のおなかにいるときから外界の声が聞こえていると言います。特に一番聞こえるのが母親の声です。なのでお母さんの言動は子供の性格形成に影響を与えるのだとか。
だから、優しく思いやりを持って接すると同じように思いやりを持った子供に育つことが多いのだそうです。
耳は最後まで聞こえる臓器|最期に近い人も耳は聞こえている
最初にできる臓器は、最後まで残る臓器あると言えます。人は病床のふちにあり、もう動くことができなくても、意外と意識はあって耳は聞こえていることはあるのです。
だから、死期が近い人の前で、あまり希望のないことを言ってはいけないのです。眠って意識がないと思われても、めったなことを言ってはならないのです。
まとめ:3つの実践はやってみようと思う
「なぜ、あなたは他人の目が気になるのか」という本を読んでみました。自分も昔ほど他人の目は気にならなくなりました、ときどき無性にきになってしまうことがあります。
以下の3つの実践をして、自分を見失いそうになったら引き戻そうと思います。
・アイメッセージ
・指さし呼称をする
・今を生きているかの問い
#3行日記 :自転車の掃除をしたら気持ちがよくなったので、自転車に久しぶりにのりました
先日、趣味の自転車の掃除をしました。それも1年ぶりぐらいです。愛が足りてないですね💦人間そんなものでしょうか。愛は時々冷めるのです。笑
しかし、自転車を洗ったら心も洗われた気分となり、自転車に乗りたくなったので、本当に久しぶりに外を走りました。
気持ちよかったです。これからも気が向いたら外を走ることをしたいと思います。
久しぶりだと、走り出すまでにいろいろてこずりましたが笑
#1年前 :早起きな自分のようです
1年前の自分です。昔から早起きのようです。実のところもっと早起きに今はなってます。新年度が始まり、子供たちの生活パターンも朝方になったのでしょうがないのです。1年前には起きてない時間に今は起きてます笑。
でも、これ以上早く起きることはないと思います。それをすると昼夜逆転現象になります。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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