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スウェイバックの特徴や改善方法を徹底解説!
本記事のおすすめ対象者と難易度
✅これからトレーナーを目指す方 ⇨ 難しい
✅トレーナーになりたての方 ⇨ ちょっと難しい
✅トレーナーとしてレベルを上げたい方 ⇨ ちょうど良い~復習程度に
※あくまでも主観です
自己紹介
私は主に運動が苦手な方・運動初心者~スポーツ愛好家までを指導させていただいております。どんな方にでもただ運動指導するだけでなく「なぜ行うか?」を明確にすることが大事だと思います。私もトレーナーをやり始めた頃も同じでしたが、ただなんとなくトレーニング指導をしている風景を何度も見てきました。そういう指導をしていると
身体に変化が起こらない ⇨ 運動では変わらない
とそういった状況になってしまい運動嫌いになる人も多いです。(継続率は低かったです)
なので少しでもトレーナーのレベルを底上げをして、お客様に還元できるような人を増やしたい!という思いで記事を書いています。
姿勢改善を目的にジムに通われている方や実際にそのような目的にで今担当しているトレーナーの方も多いのではないでしょうか?
姿勢っていろんなパターンがあって見分け方も難しいですよね。
そんな中でも日本人の方に多い姿勢があるのって知ってました??
そうなんです。
今回紹介する「スウェイバック姿勢」こそが多いのです。
みなさんも一度は見たことあるのではないでしょうか?
どうしても見栄え的にもだらしなく見えるので改善したい人も多いはず。
でも
「スウェイバックってなんですか?」
「特徴は?」
「実際にどんなエクササイズをすればいいの?」
こんな相談をよく受けます。
なのでスウェイバックについて私が考えていること・エクササイズなどを紹介していきます。
今回の記事を読めば皆様の悩みを少しでも解決できるはず!
ぜひ最後までご覧ください!
スウェイバックとは?
姿勢分類するときにケンダルの姿勢分類を参考にしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1664257759952-NpbgCcV5dc.png)
冒頭でもお伝えしましたが、スウェイバックというのは一番右の姿勢で最も日本人に多い姿勢と言われています。
本来脊柱は軽いS字カーブを描いていますが、骨盤が前方に押し出されることにより極端なS字になったりします。
姿勢が悪いから必ずしも身体に不調が出るとは限りませんが、少なからず筋のアンバランスを助長させますので不調になる可能性が高くなります。
まずは上記5つの姿勢があるというのを覚えておいてください。
スウェイバックの特徴
![](https://assets.st-note.com/img/1664775941558-zvTKC0XGZl.png?width=800)
・骨盤が前方にシフトしている
・骨盤は後傾になっている
・頭部は前方へシフトしている
・胸椎は過後弯している
上記4つのポイントを抑えておきましょう。
特にスウェイバックは骨盤の前方シフトが特徴的です。骨盤が前に出て上半身は後方になっています。
このような姿勢になっていると身体が後方に倒れないようにしておかないといけません。そのためにバランスを取るために胸椎が過後弯したり大腿前面にある大腿直筋が過剰に働き太もも前の張りにも繋がります。また頭部も前方にシフトしていることも多いので、その影響で胸椎の過後弯している可能性も考えられます。
そのあたりは実際に姿勢評価をしてみて確認していきましょう!
短縮筋と弱化筋
短縮筋
・大腿筋膜張筋
・腸脛靭帯
・大殿筋
・ハムストリングス
・内腹斜筋
弱化筋
・頸部深部屈筋群
・脊柱起立筋群
・腸腰筋
・大腿四頭筋
・外腹斜筋
上記のように分けれます。
まずこちらはすぐにイメージできるようにしておきましょう。
短縮筋のイメージとしては使いすぎて短縮してしまっているということはあまり考えられません。どちらかというと使わなすぎて短縮してしまっているという風に考えておいたほうが良いです。もしくはうまく使えていない。
まぁ基本的に筋トレをしていない人で大殿筋が使いすぎていることなんて稀ですよねw
なので短縮筋も弱化筋も基本的には鍛えておいたほうがいいです。
注意点
なんとなく記事を読んでた方は察していると思いますが、
教科書的に載っている特徴・短縮筋や弱化筋を記載してきましたが、必ずしもこれらの状態になるとは限りません。
スウェイバックだから骨盤が後傾しているでしょ!
骨盤が後傾しているから大殿筋は短縮筋だからストレッチだけしておけばOK!
こういった考え方になりがちです。私も最初の頃はこういった決めつけをしていました。ですが実際に評価をすると明らかにスウェイバックなのに・・・と悩む時期がありました。
あくまでも指標なのです。
なので決めつけをせずあくまでも可能性として評価をしていくことが大事になります。
ここは必ず覚えておいてくださいね。
獲得したい身体の動作
・骨盤の可動性
・頸部深部屈筋動作(チンイン)
・股関節の屈曲(ヒップヒンジ)
・胸椎伸展
・股関節の屈曲+胸椎の伸展
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