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『24時間テレビ』について

日テレの『24時間テレビ』。

子供の頃は夏休みの終わりを告げる忌まわしき番組ながらもけっこう観ていたのですが、大人になると感動の押しつけに我慢できなくてだんだんと観る時間が減り、最近は1秒も観なくなりました。今年もしかりです。

とは言え、気になる存在ではあるので関連のニュースをちょいちょい拾い読みしていると、「乙武洋匡さんが自身のブログで提言」という記事に遭遇。

検索したらnoteの記事でした。

番組内の恒例企画である「24時間マラソン」に対して、「マラソンではなく24時間車椅子生活をしてみては?」という提言です。

これだ! と目から鱗でした。

私が『24時間テレビ』を嫌う理由の一つである「24時間マラソン」。
走ることのできる人が放送時間を気にしながらだましだまし走る茶番劇。
わかりきった結末は感動するどころか観るに堪えません。

そんなものより、「24時間車椅子生活」という密着ドキュメンタリーを放送したほうがよっぽど有意義でしょう。
どれだけこの世界が車椅子の生活に適してないかが視聴者にまるわかりです。

他にも「視覚障害者編」「聴覚障害者編」というアイデアも出されており、こちらもまた素晴らしい提言です。
ご自身が重度障害者である乙武さんの言葉は説得力があり、日テレも耳を傾けるべきだと思います。

それにしてもいつから『24時間テレビ』は障害者の方々を前面に押し出す番組になったのでしょうか?
私が子供の頃は違っていたような覚えがあるのですが記憶違いなんですかね。


※記事内の「障害者」表記は乙武さんの表記に合わせました。

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