見出し画像

『どっちだって良いじゃない』はポジティブ? ネガティブ?

『どっちだって良いじゃない』

これだけ聞くとなげやりで無責任な発言に感じます。


「お昼何にする? うどん? ラーメン?」
『どっちだって良いじゃない』

「誕生日プレゼント、ガンダムかザクかで迷ってて……」
『どっちだって良いじゃない』


イラっとしますね。
会話でこのワードが出たらネガティブな印象しか受けないでしょう。下手をすれば喧嘩になります。


では会話以外だとどうでしょうか。

私は散歩や入浴中に歴史や雑学・都市伝説などの考察という名の妄想をします。

ある時、湯船につかりながら一つの都市伝説を考察している時にふと思いました。

『どっちだって良いじゃない』

考えることがめんどくさくなったからではありません。興味がなくなったからでもありません。

対抗している二つの説がどちらが真実でも面白いと思ったからです。 

なげやりな意味ではなく「どちらの学説・意見も面白い」というポジティブな『どっちだって良いじゃない』です。

その都市伝説とは「アポロ11号」にまつわる話です。

アポロ11号(アポロ11ごう、英: Apollo 11)は、史上初めて人類を月に着陸させることに成功したアポロ宇宙船、およびそのミッションの名称である。

アームストロングが月面に最初の一歩を踏み下ろす場面は、テレビジョン放送を通じて全世界に向けて生中継された。日本でもテレビ中継は注目を集め、月面作業の中継時の平均視聴率は82%に達した(ビデオリサーチ調べ)

Wikipediaより

世界中が熱狂した一大イベントでした。今後同レベルの出来事があるとすれば火星に人類が着陸する時でしょうか。

この出来事に対して「人類はまだ月面に着陸しておらず中継映像は捏造」という都市伝説があります。

アポロ11号の月面着陸は嘘であり、その様子とされる映像や写真は、ハリウッドのスタジオで撮影された。
NASAにはアポロのような途方もない計画を成功させる技術的ノウハウはなかった。
宇宙飛行士だったら宇宙線で焼かれて死んでいるはずなので、月面に着陸していたとしてもそれは人間ではなかった。
月面着陸には宇宙人が関与しており、宇宙飛行士らが発見した月の文明と共に隠ぺいされた。
月面での活動の様子とされる写真やビデオ映像におかしな点がいくつもある。

Wikipediaより

現在では科学的に否定され陰謀論にくくられてしまっていますが中にはそれなりに説得力のある話もあって興味をそそられる都市伝説です。

これまで通りに「人類が月に降り立った」のが真実であれば50年以上も昔の技術でよくもまあ実現できたなとあらためて驚愕しますし、捏造だとしたら地球全土を巻き込んだ壮大なペテン行為にまた驚愕します。

まさに『どっちだって”良い”じゃない』です。
「ポジティブ=陽性、プラス」な考え方です。

とは言え、口に出してしまうとほぼ間違いなく「なんて無責任な」と思われるワードであることには変わりがないので会話では使いません。あくまで心の中でつぶやく程度です。


ドラゴンクエストⅤの結婚相手はビアンカorフローラ?
どっちだって良……くありません。
そんなのビアンカ一択に決まってるじゃないですか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?