突然ジンギスカンをオススメされた日
YouTubeを開いたらホーム画面の一番目立つところにこんな動画がありました。
「Dschinghis Khan-Moskau」……
ドスチングヒス クハン モスカウ?
なんじゃこりゃ。
YouTubeさんは時々わけわからんものをオススメしてきます。
たいていは直近で観た動画に関連したものなんですが、身に覚えがありません。
1979年ならばファーストガンダムでしょうか?
トリコロールカラーに見えなくもない。
無視しようかと思いましたが、サムネイル画像の不思議な魅力に抗えず再生ボタンをポチっとな。
なんじゃこりゃ。
コスプレっぽいカラフルでクラシカルな衣装をまとったグループの、民謡を思わせる軽快なリズムの曲に何とも言えないダンス、歌詞は全然わかりませんが「モスカー、モスカー」というフレーズの中毒性がヤバい。
ついつい最後まで観てしまいました。
最初は( ゚д゚)ポカーン
としていた私も、
途中から( ゚∀゚)o彡°モスカーモスカー
とノリノリです。
リーダーっぽい人のカリスマ性溢れる存在感も最高!
いったいこの人たちは何者? とGoogle先生に聞いてみると、
検索結果の一番上がこのWikipediaでした。
「Dschinghis Khan」は『ジンギスカン』だった!?
言われてみればそう読めなくもない。
ドイツ語ね、納得。
「Moskau」が曲名で「モスクワ」ということも判明。
そうかモスクワか……。
過去に日本で販売された時は「めざせモスクワ」という題名で、複数の日本語カバーも作られていたとのこと。
あれ? でも『ジンギスカン』って曲もあったよね? 何か関係が……
そうそうこれこれ。
「ジ、ジ、ジンギスカーン ヘイヤッチャ ホウヤッチャ パンツガチョビデタ」
ってやつです。
この曲はCMやラジオでたびたび聴いたことがあったので知っていましたが、そう言えばアーティストを調べたことは今までありませんでした。
『ジンギスカン(グループ名)』の『ジンギスカン(曲名)』だったんですね。
西ドイツのグループがロシアや中国を題材にした曲を歌う。
なんとも不思議な感じがします。
歌は国境を越えるというやつでしょうか。
ちなみに「Dschinghis Khan」は、解散・再結成・分裂など紆余曲折ありながら現在も活動しているそうです。
2020年にモスクワで「モスクワ」を歌うMVもありました。
現在では考えられない光景で、3年前の出来事とは信じられません。
一刻も早くロシアが撤退し、なんのしこりもなく「モスクワ」を歌える世界に戻ることを願います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?