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社名の由来に興味津々 その四

日頃耳にしている企業の名前。
創業者の名字や商品名などわかりやすいものから、明らかな造語までいろいろあります。

ふと気になったのでさらに×3調べてみました。



株式会社ゼンショーホールディングス

ゼンショーという社名には「全部勝つ」という意味の全勝と、「善なる商売」の善商、日本発信であることから「禅の心で行う商売」という三つの意味が込められており、1982年、創業時に創業者の小川賢太郎が名づけました。

https://www.zensho.co.jp/jp/company/outline/identity/

「すき家」など各種外食チェーンを傘下に持つゼンショー。名前に恥じぬ商いを続けてほしいものです。


チョーヤ梅酒株式会社

社名の「蝶矢」は、本社のある駒ケ谷周辺にギフチョウなどが多く生息していたことと、石器時代の矢じりなどが採れる地域であったことに由来し、命名されました。

https://www.choya.co.jp/philosophy/history_choya/

旧社名は『蝶矢洋酒醸造』というそうですが、お酒を飲まないのでまったく知りませんでした。


株式会社バンダイナムコホールディングス

「バンダイ」の由来である「萬代」(万代)とは武経七書の一つに数えられる兵法書「六韜」に登場する語の「萬代不易」(永久不変の意)に由来し、創業者の山科直治が「いつの世も人の心を満たす物を作り、絶えない企業の発展を願う」という意味だとしている。
「ナムコ」の由来は、旧ナムコの前身である「中村製作所」の英語表記(NAkamura Manufacturing COmpany)の略称である。

Wikipediaより

バンダイは当初セガとくっつくと言われていたのに結局ナムコと合併してびっくりしました。


株式会社ファンケル

FANCL(ファンケル)はFINE CHEMICAL(※)を組み合わせて作られた造語です。 「生活者が日ごろ不安に感じていること、不満や不快、不便に思っていることを取り除くこと、つまり“不”の解消」という経営理念で今日までやってまいりました。社員の中には、この経営理念と社名をかけて、「FANCLとは不安を蹴る(ふあんける)という意味だ。」と考える人もいます。
(※)FINE CHEMICALとは 化学工業製品のうち、多品種・少量生産で付加価値の高いものや医薬品等を意味します。

https://faq.fancl.co.jp/faq/show

営業の人は「不安蹴る」を多用してそうですね。


株式会社ブリヂストン

創業者の石橋正二郎は自著で、「製品の海外輸出のために、英語名が通り易いと考え、私の姓“石橋”を英訳し、STONE BRIDGEとなるが、これでは語呂が悪いので逆さにしてBRIDGESTONEと決定した」と述べています。こうして、1931年に「ブリッヂストンタイヤ株式会社」が設立されました。 また、BRIDGESTONEというのは、英語では石で橋を築く場合の大切な要石(キーストーン)を意味します。創業当時のブリヂストンの商標は、クサビ形のキーストーンの中に略号のBSと描かれています。
正二郎は、「BSの略号はベスト・サービスの略号に通じる」とも言っています。

https://www.bridgestone.co.jp/blog/2018030101.html

語呂の良さは大事ですよね。「ストンブリヂ」では今日のような発展はなかったかもしれません。


今回は以上です。
まだまだ興味深い由来の社名がありそうなので続きます。
次回をゆるりとお待ちください。



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