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角川mini文庫をご存じですか?

角川mini文庫とは、その名の通り小っちゃい文庫本です。
Wikipediaによると1996年から2000年という短期間の刊行だったのでご存じないかもしれません。

左が通常の文庫本で右がmini文庫

ご覧の通りサイズにかなりの違いがあります。
ページ数も今回の画像で言うと左の文庫本が約300に対して右のmini文庫は約130と半分以下です。

メリットは言わずもがな小さく薄い事。
胸ポケットにだって余裕で入っちゃいます。
持ち運び性能抜群です!

デメリットも小さく薄い事。
文字数が少なく、すぐ読み終わってしまいます。
長時間の移動のお供としては不向きです。

短期間で終了してしまったことからもあまり売れなかったのでしょう。
ラインナップとしては、ガンダム・スレイヤーズなどのアニメ、スターウォーズなどのSF、銀河鉄道の夜・羅生門などの文学作品といろいろあったんですけどね。1冊200円ぐらいとお求めやすい価格だったんですけどね。
駄目だったようです。

もしかしたらタイパだのコスパだのとうるさい現代だと逆に売れるかもしれません。あくまで据え置き価格ならばですけど。

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