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人名由来の食べ物たち 海外編
名前の由来が「人名」という食べ物って結構ありますよね。
今回は海外の料理をご紹介します。
さっそくいってみましょう!
ピッツァ・マルゲリータ
イタリア料理のピザ(ピッツァ)の種類の1つで、ナポリピッツァの代表でもある。トマトソースの上に、具材としてモッツァレラチーズとバジルの葉を載せたもの。
名前の由来は、
ピッツァ・マルゲリータの名前は、イタリア王ウンベルトⅠ世の王妃、マルゲリータ(1851年11月20日生まれ、1926年1月4日74歳没)に由来しています。
1889年、マルゲリータ妃がナポリを訪れた際、その記念に当時の有名ピッツァ・イオーロ、ラファエレ・エスポジトとその妻ローザが調理したピザが王妃に献上されました。2人が焼いたのは、3種類。ひとつは、バジルとラードを乗せたもの、ひとつはトマトのトッピング、そしてもう一つは、トマトソースにモッツァレラチーズ、バジルを乗せて焼いたものでした。トマトの赤、モッツァレラの白、バジルの緑、まさにイタリア国旗の色合いのピザをマルゲリータ王妃が大変気に入ったことから、エスポジトは、このピザを「マルゲリータ」と名付けました。
マルゲリータ、美味しいですよね! ……と言いたいところですが、私はバジルがあまり得意ではないのでほとんど食べたことがありません。
カルパッチョ
生の牛ヒレ肉の薄切りにチーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称である。
名前の由来は、
1465年頃~1525年頃に実在した(イタリアの)ヴェネツィアの画家ヴィットーレ・カルパッチョの名前に由来しています。
この画家カルパッチョさんが描いた絵画には、「赤色」が鮮やかに美しく使用され、描かれています。その赤色は500年以上たった現代でも鮮やかに輝いています。
そしてその画家カルパッチョの絵画を知っていたオーナーシェフが、「牛肉の赤色」と「画家カルパッチョが描く、絵画の鮮やかで美しい赤色」とを掛けて、カルパッチョと名づけたのです。
あと「カルパッチョ自身が似たような料理を好んで食べていたから」という説もあります。
ビーフストロガノフ
薄切りにした牛肉やタマネギ、マッシュルームを炒め、サワークリーム入りのスープで軽く煮込んだロシア料理。
名前の由来は、
ビーフストロガノフが誕生したのは19世紀のこと。「ストロガノフ」の名前の由来は、サンクトペテルブルクにあるストロガノフ家宮殿で誕生したという説や、ストロガノフ伯爵家で催された晩餐会への来客が急に増え、料理長がステーキ用の肉を薄く切って即興で考案した料理だったという説など、さまざまです。
ちなみに、
「ビーフ」は牛肉の「Beef」ではなく、ロシア語で「~風」を意味する「Bef(ビフ/ベフ)」。
という事は、豚でも鳥でもオッケーなのでしょうか。
いやでも由来からすると牛以外は不許可なのかもしれません。
以上です。
なんだかお腹が空いてきました。
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