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2021年、映画館で観た映画

スパイダーマンの日本での上映が1月に延期してしまい今月はもう映画を観に行く予定がないので、今年一年の映画館で鑑賞した映画を振り返ってみました。


劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

まず最初は「400億の男」煉獄さんです。
去年の映画ですが空いたころに行こうと先延ばしにしていたら今年になってました。
最近、新作アニメの開始に合わせてTVで放映されていたものも見ましたが、つくづく映画館で観て良かったなと感じました。
映像・音楽共に迫力が段違いです。別物です。
ufotableの凄いところは「Fate」のアニメでもそうでしたが原作に忠実な絵柄でありながら、映像美や演出で「あ、ufotableだ」と一目でわかることだと思います。
原作へのリスペクトや愛を忘れない、当たり前の事なのですが残念ながら実行できてないアニメ会社が多々あります。
そのような状況の中でより一層輝くufotableの存在感、今後も変わらずアニメ業界を引っ張っていっていただきたいです。



シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

庵野監督、スタッフの皆さま、そして私を含めたエヴァファンの皆さま、25年間お疲れ様でした。これにてエヴァンゲリオンは終了です。

鑑賞後真っ先に襲ってきたのは疲労感でした。一言もセリフを聞き逃さないぞ、スクリーンの隅々まで見渡しキャラクターの表情一つも見逃さないぞと全集中した結果です。
帰り道、頭の中で内容を思い出しつつ整理していると次にやってきたのは、もうエヴァの続きはないんだという寂しさと、完結したんだなという安心感でした。未完になるのではないかという不安からの解放です。

本作は、今まで自分がエヴァとどう向き合ってきたのか、どこが好きだったのかで受け取り方が全く違うと思います。
私が最後まで気になっていたことは「回収されなかった伏線や謎」でした。対してキャラクター達の変遷や結末はすんなり受け入れられました。
多くの謎を残し終わるのもエヴァらしいので今はもうそれも受け入れています。

「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」

・・・でもやっぱり「14年間の空白」は観たいのでなんとか映像化してほしいというのが偽らざる本音です。


ゴジラVSコング


一言でいえば今年一番の期待外れでした。
前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にドハマりしたのでめちゃくちゃ楽しみにしてたのに・・・。
人間側のドラマが壊滅的に酷かった。
とりあえず小栗旬はレジェンダリーとワーナーを訴えてもいいと思います。
地元アメリカでのコング人気は凄まじいらしく、今作が大ヒットしたおかげで絶望的だった「モンスター・ヴァース」の続編可能性が高くなったことだがせめてもの救いです。
ゴジラが出てくるか微妙なところですが巻き返しを願います。


『ブラック・ウィドウ』

延期しまくりで待ちに待った待望のマーベル映画。
それなのに、実写版『ムーラン』でのディズニーのやらかしのせいで上映をボイコットする映画館が出現、さらに映画公開とほぼ同時に動画配信を開始するという暴挙にさらされた作品です。
おかげで私のホームでは上映されず電車で何駅か先の映画館へ行く羽目になりました。許さんぞディズニー。
観る前は「何故に新章開幕がナターシャ?」と疑問でしたが、新ブラック・ウィドウのオリジンとして見れば納得です。
良い意味でCMに裏切られました。疑心暗鬼全開のドロドロな内容かと思っていたら観てびっくり!全然違うやんけ。やるなマーベル。
ドラマ『ホークアイ』に続きます。


『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

マーベルニューヒーロー誕生その一。
歴史ものかと思いきやグリーンデスティニーかと思いきやジャッキーばりのカンフーアクションかと思いきや巨大モンスター登場からのド迫力マーベル映画でした。ジャンルを問われると返答に困ります。だがそれがいい。
「組織としてのテン・リングスこれで終わりか」と残念に思ってたらラストで「テン・リングスは帰ってくる」と抜かりなし。
シャン・チーと古参アベンジャーズメンバーとの絡みが今から楽しみです。
変なプライドは持ってないと思うのでマーベル名物「初対面でのギスギス」はないでしょう。
早ければ「ドクターストレンジ2」での再登場と予想しますがはたして!?



『エターナルズ』

マーベルニューヒーロー誕生その二。
いや誕生というか明るみに出たというか。
7000年前から人類を守っていたということなので。

ポリコレ要素全開で賛否両論真っ二つな作品でもあります。
私は「あえてセレスティアルズが多様性をもたせた」と納得することにしました。
エターナルズは設定上「キャプテンマーベル」より強いらしいのでアベンジャーズ達とは関わらず別路線での物語になりそうです。
「キャプテンマーベル」ですら現状切り札扱いなのでおいそれと出せないかと。
おそらく「エターナルズ2」が作られるまでは出番はないと予想します。



以上です。
来年は年明け早々の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、その数か月後の『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』が楽しみです。早く観たい!
ドクターストレンジは全世界同時公開でありますように。


#2021年のおすすめ映画


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