社会の窓が開いてますよ

「社会の窓が開いてますよ」と言われ、
”会社の窓”の心配をする人はいないでしょう。
あわててズボンのファスナーを確認する人がほとんどだと思います。

ちなみにズボンのファスナーが「社会の窓」と言われるようになった由来は、

この言葉は、昭和23年から放送されていたNHKのラジオ番組『インフォメーションアワー・社会の窓』に由来しているそうです。この番組は、社会のさまざまな問題の裏側を探るという内容で、「普段見られない部分が見える」といった意味合いから、ズボンのファスナーが開いていることを「社会の窓」と言うようになったとのこと。

https://news.mynavi.jp/article/

毎度のことながら、このような言葉を生み出す人のワードセンスには脱帽させられます。

と、ここで一つの疑問がわいてきました。
ズボンもファスナーも舶来品。
日本よりもずっと前から慣れ親しんできた海外では他の表現があるのではないか。いやあるに違いない。
気になったら即調査開始です!

結論から言いますと、各国それぞれにありました。

アメリカ
「XYZ(examine your zipper)」”ジッパーを確かめろ”の略
「ビュイックが車庫に入りきってないよ」

インド
「扉が開いてるよ」
「郵便ポストが開いてて、手紙が逃げるよ」

インドネシア
「鳥カゴが空いてるよ」

ウズベキスタン
ギリシャ
トルコ
「お店を営業中なのかい?」

オランダ
「うさぎが逃げてますよ」
「小鳥が飛び立ってますよ」

チュニジア
「車庫が開いてるよ」

デンマーク
「チボリ(公園)が開いてますよ」

ドイツ
「ズボン屋さんが開いてるよ」

パナマ
「酔っ払いが出て行くよ」

フィリピン
「協会のドアが開いてますよ」

ブラジル
「鳥かごの鳥が羽ばたこうとしてるよ」

ホンジュラス
「医者は寝ていますが、薬局は開いています」

モロッコ
「車庫のシャッター開いてますよ」

ロシア・チリ・ハイチ・フランスについては、CEROのレーティング審査によりZ指定と判定されたのでご紹介できません。ご了承ください。
良い子は調べちゃ駄目ですよ。

え?
そもそも「社会の窓が開いてますよ」なんて言葉知らない?

・・・・・・

そんなナウなヤングはファスナー開けっ放しで大いに恥をかくがいいさ!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?