ど忘れは脳からのプレゼント?
ある女優の名前を思い出そうとしたらドドンと「松たか子」がしゃしゃり出てきてそれ以上何も浮かばなくなりました。
ちなみにその女優は「松たか子」さんではありません。
顔は浮かんでいるのに名前がどうしても思い出せない。
喉まで出かかっているのにどうしても「松たか子」が邪魔をする。
このままだと嫌いになってしまいそう。完全にとばっちりですが。
こうなったらと、その女優の顔を浮かべながら五十音順に一文字ずつ当てはめていく自己流思い出し術を発動。
ラストの「ん」までいってもまったく思い出せません。
そして依然立ちはだかる「松たか子」。強すぎです。
検索すれば一瞬でわかることですが、ど忘れは自力で思い出すことが大事。
ちょっと変化球で攻めてみようと、パートナーや演じた役名を思い浮かべてみるとそちらは問題なく思い出せました。なんでやねん。
他の用事をこなしつつあーでもないこーでもないと悩みに悩んでおよそ一時間。いまだに記憶の扉の前で「松たか子」がどっしりと腕組しています。
もう勘弁してください「松たか子」さん……
ん?
マツ?
マツダ……
いやマツシマ、マツシマナナコ……
松嶋菜々子だ!!!
いやー、すっきりさっぱり。
自力で思い出せた時の爽快感はたまりませんね。
これぞ愉悦。
あれ?
もしかしてこの瞬間のために脳がわざやっているのでは?
快感を得るための自作自演!?
ど忘れは脳からのプレゼントなのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?