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悪いのは『体育座り』?
「体育座り廃止の流れ」というニュースを見た時、最初に感じたのは懐かしさでした。
学生時代は日常だった「体育座り」。
体育座り(たいいくずわり)は、坐法(座法、座る姿勢)の一種で、尻を地や床などに着けて膝を立てて揃え両脚を両腕で抱える姿勢の坐法]。地域によって体操座り(たいそうすわり、たいそうずわり)や三角座り(さんかくすわり、さんかくずわり)などの呼称もある。体育館で座るという意味で体育館座りという場合もある。
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大人になってからすることは皆無でしょう。
私が子供の時は何の疑問も持たず言われるがまま「体育座り」してましたがそこは令和、「おかしくない?」と声を上げた結果廃止する学校も現れています。
山口県下関市の市立豊北中学校(生徒数113人)は昨春、集会での体育座りを改めた。着任した矢田部敏夫校長(56)が、集会時に体育座りをする生徒がつらそうにしているのを見たのがきっかけだ。
へぇー、ちゃんと子供たちのこと考えているんだ。
関心関心……、ん?
いやちょっと待て、何か違う。
子供の頃の記憶、それと試しに今「体育座り」をしてみる。
人によるとは思いますが数分程度なら別に辛くない。
そこまで「体育座り」は悪いものなのでしょうか。
そもそも重力がある以上どんな姿勢だろうが長時間同じ姿勢をとり続ければ体に負担はかかります。
正座だろうが胡坐だろうが同じです。
教員やPTAと相談し、パイプ椅子を導入。集会時は生徒が自分の椅子を出し、終わればしまう。準備に5分ほどかかるが、会が1時間を超えても落ち着いて参加できるようになった。
答えは得た。
単純明快、体に悪いのは他でもない「無駄に長い集会」です。
”1時間を超える”って……
無意味な全校集会、長いだけで中身のない校長先生のありがたいお話。
生徒の健康を真に考えるのであれば「体育座り」よりも先に改めるべきことがあるのではないでしょうか。
床に傷が付くのを防ぐため、椅子の足に専用ゴムを装着する導入費に十数万円かかったが、矢田部校長は「当たり前とされてきた体育座りは生徒に苦痛を強いていた。考え方の転換が必要だった」と訴える。
違う違うそうじゃない。
十数万円かける前に集会の見直し、もっと言えば集会の廃止を考えたほうが良かったのでは?
そんなに集会を開きたいのでしょうか。
そんなに全校生徒の前で演説したいのでしょうか。
昭和からの脱却はまだまだ先になりそうです。
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