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「師走」だけじゃない? 12月の異称

2023年も残すところ一ヶ月弱。
12月も油断しているとアッと言う間に過ぎ去ってしまうのでしょう。
ラストスパートをかけつつも、一日一日大切にしたいものです。

さてそんな一年の締めくくりである12月。
「師走(しわす)」の他にも様々な呼び方(異称)があるのをご存知でしょうか?
今回はそれらをいくつかご紹介します。


極月(ごくげつ、ごくづき)
年の極まる月ということから。

窮月(きゅうげつ)
一年最後の月ということから。

限りの月(かぎりのつき)
一年最後の月ということから。

果ての月(はてのつき)
一年最後の月ということから。

除月(じょげつ)
旧年を払い除く月ということから。

梅初月(うめはつづき)
梅が咲きはじめる頃だから。

春待月(はるまちづき)
新春である1月を待つ月ということから。

臘月(ろうげつ)
古代中国で12月に「臘祭」と呼ばれる狩猟祭があったことから。

年積月(としつみづき)
年が終わるのではなく、積み重なるという考えから。


なんというか、どれもカッコイイですね。
頭に『奥義』と付ければ必殺技になりそうです。

奥義、果ての月……
奥義、極月……
奥義、限りの月……

叫ぶのではなく、単調にささやくように言うのがポイント。

忙しそうに走り回ってる先生や坊さんをつかまえて「師走だから走ってるんですか?w」とたずねたら、リミットブレイクして奥義発動するかもしれないので冗談半分でも止めておきましょう。

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