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光の速さで歩け(六神合体ゴッドマーズより)

『六神合体ゴッドマーズ』というアニメをご存じでしょうか。
三国志やバビル二世などで有名な横山光輝氏の「マーズ」を原作としたロボットアニメです。

1981年10月2日放映開始で1982年12月24日終了の全64話。
当初の放映予定は半年間だったのですが、おもちゃの売れ行きが好調なことと女性ファンを中心に盛り上がりを見せていたために延長されたそうです。

その人気は凄まじいもので、劇中とあるキャラが死亡すると分かった時に助命嘆願書やカミソリを送られたり、そのキャラクターの葬儀がリアルイベントとして実際に行われるほどでした。
その後も映画化やOVAも制作されるといった大ヒットアニメです。

近年ではスーパーロボット大戦にも参戦しているのでゲームを通して知ったという方もいるでしょう。

そんなゴッドマーズですが、80年代ロボットアニメのご多分にもれずオープニング曲が熱い。上がる曲なのです。
その名も「宇宙の王者!ゴッドマーズ」。

ズーンと重めのイントロ、「GoGoマーズ、宇宙を駆けろ」から徐々にアップテンポになり「六神合体!」の叫び、最後の「う・ちゅ・うを駆けるぅ、王者ぁ~っ!」の締め。最高です。

その歌の中に今回のタイトルである「光の速さで歩け」が出てきます。
この曲聞いたことあるけどそんな歌詞あった? と疑問を抱く方が大半だと思います。
何故なら「2番」に出てくるからです。
TVのオープニングだとほとんどのアニメがそうであるように1番しか流れません。私もカラオケで歌った時に初めて知りました。

その時は特に何も感じませんでしたが、時間が経つにつれ「光の速さで歩け」って「走れ」ならまだわかるけど……じわじわとこみ上げてきました。

光速は宇宙における最大速度であり、物理学において時間と空間の基準となる特別な意味を持つ値でもある

Wikipediaより

歩くよりも走る方が早いことは疑いようのない事実です。
では光の速さで歩ける人が走ったらどうなるのでしょう?
光の速さ、すなわち光速が最高速度であるならば両方とも同じ速さなのでしょうか?
それとも物理学の限界を突破して超光速を叩き出すのでしょうか?

文系の私にはまったくわかりません。お手上げです。

80年代アニソンは深く考えたら負けな歌詞だらけです。

だがそれがいい…… Don't think. Feel!


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